書籍「1000ドル儲ける1000の方法」
ウォーレンバフェットは幼いころからお金に興味をもっていました。お金が欲しかった理由は
「それで自立できる。自分の人生でやりたいことが、それによってできるようになる。それに、自分のために働くのがいちばん。他人に指図されたくない。毎日、自分がやりたいことが重要だとおもっていた。」 スノーボール 内なるスコアカードより。引用
と当時を振り返っています。
バフェットは小さい子供のころから、このような信念を持っていて、お金を稼ぐことを考えていました。
そんなバフェット少年が出会った、人生を変えた本についてまとめてみます。
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お金を稼ぎたいバフェットは図書館で運命的な本、「1000ドルを儲ける1000の方法」と出会います。7歳の時です。
「1000ドルを儲ける1000の方法。1000の方法全部使えば、100万ドル儲かるということだ!」
タイトルや最初の1ページ目の内容に惹かれ、この本を急いで読んだそうです。
「アスター家やロックフェラーの財産など取るに足らないと思える財産を築ける。」
「自分から始めない限り成功はあり得ない。あれやこれやいろいろなことが起きるのをまっているから儲けられない。」
いろいろな方法が書いてありました。取るに足らないアイデアもありましたが、多くは実用的でした。読み進めるうちに、あることに気づきます。
複利の力に気づく。
その中で、特にバフェットが興味をもったのは、体重計の話です。体重計は一日50回は乗り、当時はお金を払ってでも乗る。そのうちもう一台買えるお金がたまる。そのお金で体重計を一台買い、それで儲けるともう1台買う。
じきに体重計は20台になり、だれもが一日50回体重を量る。
そこに金があると思った、複利で増えるところが最高だと思った。」
バフェットは複利の力が極めて重要だと気付いた。
かりに1000ドルからはじめて、年利10%だとすると
5年で1600ドル以上になる。
10年で2600ドル近くになる。
25年では10,800ドルを超える。
一定の利率でも複利だと歳月がたてば莫大な額になること、少額でもひと財産になりうることを示しています。
雪玉を芝生に転がすうちに大きくなるように、数字が掛け合わされて増えるのを思い浮かべることができた。
バフェットはわずか7歳でこのような複利の力に気づいていました。
自分でお金を少額でも儲けて、小さな雪玉を転がしていくことの重要性を理解していました。
株を買って悔しい思いをする。
1年後、バフェットは6歳の頃から頑張ってお金をためて、120ドルにまでためることができました。そして妹のドリスを引き込み、シティーズ・サービス・プリファード株を38ドル28セントで3株ずつ114ドル75セントで買いました。
ところがその年市場が低迷して27ドルまで下がりました。ドリスには毎日文句を言われ、バフェットは責任を感じました。そのあと株価が回復して40ドルで売りました。二人分の利益は5ドルでした。ところが売却後その株は急騰し、1株202ドルになりました。後悔しても時すでに遅しです。
その時バフェット少年は3つの教訓を学びました。
1 買った時の株価に、こだわってはいけない。
2 よく考えないであわてて小さな利益を得ようとしてはいけない。
3 他人のお金を使って投資してはいけない。
これらの教訓は、後の人生に大きな影響を与えています。
まとめ
7歳の時点でのバフェットの計算では、複利の力で35歳で億万長者になれることが分かっていました。1941年、不況下でそんなことを言い放ち、幼少のころから株を買っている子供でした。投資を7歳から始めたバフェットは、雪玉を転がし続けてきました。その結果、今や世界有数の大富豪です。いかに投資を早く始めて、複利の力を最大限にするのか。それがどれほど重要なことなのか、バフェットは身をもって教えてくれている生き字引ではないでしょうか。
参考書籍
今回の記事は、以下の書籍から引用させていただいています。
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