アフリカ。人類が生まれた大地です。サバンナには野生動物があふれ、大自然に囲まれた偉大な地です。世界はすでに開拓されつくしており、このままアフリカにも投資が行われていくのは何ら不思議ではありません。アフリカに投資できるETF、ヴァンエック アフリカ ETF(AFK)について調べてみました!
1.アフリカに投資する5つの理由
2030年に世界が大変化する。アフリカとインドの時代がくるみたい。今から投資するのであれば、この二つの国が有望です。今回はアフリカ投資についてリサーチしました。
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①人口が増える
先進国である日本、ヨーロッパは今後人口減少に転じます。そして中国も人口減少がこれからはじまる。人口減少は国力に直結します。今後人口が増え続ける国には労働力が生まれ、需要と消費が活発になり経済的に伸びていきます。アフリカとインドは中国の人口を今後抜いていきます。2050年には13億人 → 25億人となり、世界人口の1/4がアフリカ人になるといわれているのです。
②若い
中心年齢
現在の日本の中心年齢は48歳。アラフィフカントリーになってしまいました。
一方でアフリカはボリュームゾーンが19歳。元気なエネルギーのある国。医療のレベルが上がり、飢餓も無くなった事により、人が亡くなることが以前に比べて圧倒的に少ない。これから人口が増加していくことが容易に予測されます。
③国土が広い
アフリカ大陸はとにかく広い。日本+アメリカ+中国+ヨーロッパ+インドの面積と同じぐらいあります。日本の80倍の広い国土を持つ。資源も豊富にある。
④アフリカは実は涼しい。
人口が増えやすい要因があります。アフリカは実は涼しいところ。地域によっては日本の避暑地のように過ごしやすい。一部では熱いところもありますが、気候的にも過ごしやすく人が定着しやすい環境なのです。
⑤アフリカの主要国家は進んでいる。
北はエジプト 首都 カイロ
南はアフリカ 首都は3つ ケープタウン ブルームフォンテイン プレトリア
西はナイジェリア 首都 ラゴス
東はケニア 首都ナイロビ すでに新幹線が通っている。成人男性の9割がモバイルマネーを使っている。銀行が無くてもスマホでお金のやり取りやローンを組んだり送金ができる。銀行が不要になっている。
ケニアのモバイル決済はすでに日本を超えている。
以上のことから、アフリカはもう侮れない国になっています。一部においては日本より進んでいます。モバイル決済の分野では日本は置いて行かれています。既得権益が無く、新しい技術の浸透を妨害する勢力がないので、過去のしがらみにとらわれず、あっという間に新技術が普及し超効率化が図られやすいのです。投資を考えてもいい国になりつつあります。
2.ヴァンエック アフリカ ETF(AFK)の特徴
アフリカ全土に分散投資できるETFを探していましたが、お手頃な商品AFKの特徴を紹介します。
公式URL: https://www.vaneck.com/us/en/investments/africa-index-etf-afk/
①投資する株式数 78銘柄(2022/03/31現在)
②経費率 0.77%(2022/05/04現在※契約上限は0.78%)
③一株当たり配当金 0.8390ドル(2021年12月時点の配当金を基準)
④配当利回り 4.28%
⑤配当金支払月と支払回数 12月の年1回
過去4年間の履歴は以下。
日付 | 分配金(ドル) |
---|---|
2021/12/20 | 0.8390 |
合計 | 0.8390 |
日付 | 分配金(ドル) |
---|---|
2020/12/21 | 0.7960 |
合計 | 0.7960 |
日付 | 分配金(ドル) |
---|---|
2019/12/23 | 1.2858 |
合計 | 1.2858 |
日付 | 分配金(ドル) |
---|---|
2018/12/20 | 0.3360 |
合計 | 0.3360 |
構成比率上位10社
銘柄 |
ティッカー
|
株式
|
市場価値 (US $) |
純資産の % |
---|---|---|---|---|
サファリコム |
SAFCOM KN
|
12,011,100
|
3,555,072 | 5.69 |
アティジャリワファ銀行 |
ATW MC
|
64,825
|
3,092,311 | 4.95 |
アングロアメリカン |
AAL LN
|
55,373
|
2,883,882 | 4.61 |
MTNナイジェリア |
MTNN NL
|
5,504,453
|
2,821,390 | 4.51 |
コマーシャルインターナショナルバンクエジプトセ |
CBKD LI
|
1,065,821
|
2,494,021 | 3.99 |
マロック・テレコム |
IAM MC
|
167,761
|
2,250,123 | 3.60 |
エアテル・アフリカ |
AAF LN
|
1,149,676
|
2,103,620 | 3.37 |
IVANHOE MINES LTD |
IVN CN
|
211,156
|
1,971,161 | 3.15 |
ギャランティートラストホールディング株式会社 |
GTCO NL
|
33,162,702
|
1,779,077 | 2.85 |
Equity Bank ケニア |
EQBNK KN
|
3,982,200
|
1,748,705 | 2.80 |
セクター別構成比率
![](https://i.gyazo.com/114f1a0ac7eb7c1bcb4901afb179010e.png)
金融、材料、コミュニケーションサービス(通信サービス)が入っています。材料の比率が高いのは、資源が豊富なアフリカ大陸だけに資源発掘に関連する企業が多いのでしょうか。アフリカ経済は、コモディティ価格の影響を大きく受けそうです。他にもコミュニケーションサービスの比率も高く、これから情報通信関係の企業が伸びていく可能性も秘めていそうです。現にスマホ普及率は100%近くに増えています。
国別構成比率
![](https://i.gyazo.com/76e88cc640be7be40052fdfcb71205fb.png)
経済的に発展している順に投資比率が高い印象です。
なぜかオーストラリアとカナダ、イギリスも入ってます。
3.ヴァンエック アフリカ ETF(AFK)の価格チャート
長期チャート
![](https://i.gyazo.com/3b8818c4a9c3ae06b6df7ac53183c6ed.png)
長期的に見ると、半額くらいまで下がり続けています。
コロナショック時のコモディティ価格の下落によって底を打ち、反発を始めています。
コモディティ価格の上昇が始まっており、アフリカへの投資を開始しても良い時期かもしれません。
4.まとめ
将来性、現在の価格、配当利回り等を踏まえて考えてみましたが、ポートフォリオの一角に、少額でも入れておくことは良いかもしれません。投資は未来に対してするものであり、10年後、20年後の人口と市場は世界において無視できない存在になっているでしょう。アフリカが衰退していく事は考えにくく、チャンスと捉えて少額ならば投資を考えてみたいと思っています。
参考書籍
超加速経済アフリカ
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