バークシャー・ハサウェイの現金比率が過去最高に近い水準になっている。
気になる記事を見かけました。以下、ブルームバーグからの出典です。
米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは1日、同社の株式売り越しが1-3月(第1四半期)に約5年で2番目の高水準に達するとともに、自社株買いペースを鈍らせたことを当局への届け出で明らかにした。
最高経営責任者(CEO)であるウォーレン・バフェット氏が株式に対し慎重な見方を強めていることを示しており、同社の現金保有は1-3月期末時点で前期末比5.2%増え過去最高に近い1454億ドル(約15兆8900億円)となった。
これが何を意味するか。
明らかに株式を積極的に買うアグレッシブ(攻撃的)なスタンスではなく、売却して現金を保有し、有事に備えるディフェンシブ(防御的)なスタンスに、シフトチェンジしています。
バフェット氏が現金比率を高めていたのは、リーマンショックの前も同様です。同氏はリーマンショック前に現金保有率を増やす、ディフェンシブなスタンスに変更。リーマンショックが起きた時に、アグレッシブなスタンスにシフトチェンジしました。そして用意していた現金を使って割安になった株式の買いに動き、1兆円もの莫大な利益を得たといいます。
これまで実績を上げてきた賢者の行動を見て、私達はどのように動くかを考えたほうがいいのかもしれません。
バフェット氏は、今現在の株式をみて「割高」と判断しているのではないでしょうか。すべて数字に現れています。
暴落は何時起きるのか、誰にも分かりません。ただ、準備は今からでもする事が出来ます。株式は、コロナ禍の実態から乖離し、絶好調を続けています。このような時に備えが一層重要だと思うのです。
人間には未来を予測し、当てることは出来ませんが、暴落の日は近いのかもしれません。
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