先行きが不透明なこの時代に、マクドナルドを日本で成功させた、藤田田から生き延びる方法を学ぶ。
藤田 田(フジタ デン)は、1926年生まれで、日本の戦後を代表する経営者の一人です。東京大学在学中に輸入商社の「藤田商店」を立ち上げ成功させ、さらに米国マクドナルド社の創業者レイ・クロック氏と交渉し、日本マクドナルド社を立ち上げました。
ソフトバンク創業者、孫正義が高校生の頃、何をしたらいいか教えを乞いた人物としても有名です。
何度も面会を断られた末に、面会することを許された当時の孫正義は、「これから有望なビジネスとはなにか」と藤田田に尋ねました。そんな孫正義に対し、藤田田はこうアドバイスしました。「これからはコンピューターの時代だ。これからビジネスをしたいなら、コンピューターの勉強をしろ」
時間を金に変える法
時間軸を考えて、お金を稼ぎなさい。
4次元発想法
縦・横・高さの三次元に時間をプラスして、4次元で考えなければならない。時間をうまく使えば、お金をうまく稼げる。
1.ドライブスルー方式
今では当たり前ですが、ドライブスルーは当時は画期的なビジネスでした。
車を乗り降りせずに買えることで、顧客の時間・手間を短縮することに成功ができた。ドライブスルーは売上の45~50%を占めているそうです。
2.時間は1日24時間であり、増やせない。働ける時間は8時間
時間は1日24時間。人が働ける時間は8時間。いかに有効に使うかがノウハウ
銀行は土日も金利を取っている。金利を取ることに休みはない。他人を働かせ、バトンタッチさせれば24時間稼働が可能。要するに、時間目いっぱい、常にお金を生み出すにはどうしたらいいか?を考えなさいということです。
現代においては副業、投資など、自分が働かなくても稼げる方法を考えるべきなのでしょう。
3.プロフェッショナルな友人を持つ。
その道に秀でた友人を持つ。色々と意見を聞くことによって、助けてもらうことができる。自分と同じ分野の友人ではなく、様々な分野の人間。360℃全然分野が違う友人を持つこと。
この件なら、コイツに聞け!というくらい、幅広い友人がいると大きな力になりますね。
4.複利の力
今や投資の世界では有名な言葉ですが、30年積み立てると莫大な利益になることを説いています。
当時は貯金の金利で30年の積み立てで、元本3600万円が1億2400万円になったそうです。今の銀行金利ではムリですが、投資をして福利の力を利用し、早くから積み立てを始めましょう。
数字を使えないやつは金儲けできない。
1.数字は金だけでない。
生活のほぼ全てを数値化出来る。数値化すれば、正確に物を言うことができ、有利に事を運んでいける。
カロリーを例に上げると、一日何キロカロリーを摂取すべきかはに対して、この食べ物が何キロカロリーで・・・と把握しておけば、食べすぎることもなく、健康になり、ムダなお金を使わなくてすみます。
2.数字で未来を読める人間は強い。
数字は世界共通です。日本語が通じなくても、数字は通用します。
なにより、数字は未来を推測できます。過去のデータからある程度の先のことを予測することができます。先が読める人の方が、あらゆる面で有利なことは、言うまでもないでしょう。
「カラスは白い」という発想が奇跡を生む
1.カラスが白いということを証明できなければ、一人前にならない。
要するに、カラスを黒いですなんて言うことは、当たり前のことで、誰でもできます。
1+1=2も当たり前です。
カラスは白いんだ!ということを、断言し説得し、相手を納得させることが出来れば、ビジネスでは勝利できる。
「勝てば官軍」という言葉もあるように、勝てば合法化される。
ビジネスは儲かればよし。儲からなければ何をいってもダメということです。
2.ビジネスは、朝令暮改でよい。
社会のスピードの変化は早くなっています。朝言ったことでも問題があり、間違っていればすぐに改める。間違いはすぐに改めなければ、負けてしまうということです。
まとめ
藤田田さんは4次元発想法など、時間・数値・スピードを重要視していますね。アメリカでも鍛えられているでしょうし、世界に対して日本の弱さを憂いていました。今となっては事実、そうなってしまいました。藤田田さんの考えは現代でも十分通用する内容ですので、仕事、ビジネス等に取り入れてみましょう。
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