投資の鉄則分散投資。でも分散しすぎるとリスクが増える?
日本の高配当株に投資をしています。小額で、分散投資を進めてきましたが、分散数も増えてきて良い傾向になってきました。その一方で落とし穴があることに気づきます。
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一時は銀行株と商社株のみに集中投資をしていました。
2021年7月12日時点
7月12日時点ではセクター2種類・3社のみ
もともと日本株は配当をメインに考えており、7月12日の時点では、集中投資で高配当の銀行株と、商社株しか持っていませんでした。
高配当株の情報収集する中で、同じセクターで集中投資をすると、その業界に何かあったときにツレ安になる確率が高い。そして減配、無配のリスクも増すので投資先企業とセクターを分散して投資したほうが良いとの意見が多数、高配当株の分散投資を検討しました。高配当日本株という枠組みで見ると、超集中投資です。内容を見ると特に銀行株の比率が68.46%と高すぎるので、少なくとも30%以下にしていきたいと思いました。
8月27日現在はセクター18種類 29社に分散しました。
分散投資を進めました。
表を見る限り1%未満のセクターには、追加投資してたり、他のセクターで優良企業を探して追加したいと思いました。
分散投資によって、株価の変動リスク、減配、無配のリスクは分散されたのでしょうか。
分散し過ぎのデメリットもあるのでは。
分散投資を始めてふと思ったのが、どんどん投資企業を増やしていくと管理していく時間も比例して増えていきます。すなわち投資にかける時間を増やさなければ、投資先一社あたりの情報収集に割ける時間が減っていきます。時間がたくさんある人はいいのですが、忙しい方は限られた時間で投資をされているのと思いますので、無理が出てきます。
投資信託やETFであれば、管理会社が管理して、適時で内容を評価しリバランスを実施してくれるのですが、日本株には高配当株のETFがないため自分でポートフォリオを作り、自分で定期的に管理し、自分でリバランスするしかありません。このあたりは投資先が増えれば触れるほど時間がかかりますので、分散しすぎると、自分がどこの企業に投資していて、どのような状況になっているか分かりにくくなると思います。
保有株は定期的に業績をチェック・評価し、長期投資を続けるべきか、売却すべきかを考えて、判断しなければなりません。社会の変化のスピードは目まぐるしく動いていおり、企業の業績も外部環境次第でいつどうなるかわかりません。企業評価して、購入や売却を検討することが必要です。
まとめ
投資の神様ウォーレン・バフェット氏は集中投資を実践しています。バフェット氏は、
「自分の理解できる優良企業に長期的に集中投資することが、もっとも低リスクになる。」
「一つの投資先にポートフォリオの10%以上を投資しなさい。」
「投資数は、5~10銘柄にしなさい」
と言っています。分散しすぎると、逆に自分の良くわからない企業に投資する確率が増え、リスクが増えるということす。しかしこのような集中投資は、徹底的に決算書を見て企業価値を見抜くことができる知識を持っていることや、才能があり、精神力のある投資家にこそ出来る手法だと思います。バフェット氏の投資会社、バークシャー・ハサウェイのポートフォリオは、アップルが40%程度を占めています。
しかし私の様な凡人がバフェット氏のマネして過度な集中投資をすると読みがハズレた場合大やけどをしますので、適度な分散はやはり必要です。そして自分が管理できるレベルの数で、分散投資すべきです。投資先が数十社になってくると、リストを見ないと自分がどこに投資しているのかハッキリ言うことができなくなりました。大きく値動きすれば気づきますが、ちょっとずつ変動していると、その理由に気づくことができません。
1株から購入できる様になり、分散投資が非常にしやすくなりました。100社、200社でもそこまで大きな資金が不要になり、投資することが可能でしょう。もう少し投資先は増やすつもりなのですが、その反面、自分が管理できなくなるほど投資先を増やし過ぎない様に気をつけたいと思います。
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