配当金が税引き後で毎月5万円を超えました。




毎月ちょっとづつ高配当株を買い続けてきましたが、ついに配当金が月平均5万円を超えました。直近で急上昇を見せましたが、米国株の比率を増やしたことと、円安に振れたことで配当金が増加したものと思われます。現時点での配当金の内訳を確認します。

 

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配当金の内訳:主要投資先は4か国 日本株・米国株・中国株・インド株他

配当金収入は日本、米国、中国、インドの4国がメインで、その他は少しですが新興国等から得ています。

各国の高配当株ポートフォリオを公開します。(2022年6月末時点)

まずは日本株から。

1.日本株の配当金

日本配当金株の投資セクター(業種)

2021年2月から開始した日本株の配当金投資。1年4カ月運用しています。

 

銀行・商社の比率が多いです。他のセクターにも投資をして他の比率を増やしていきたいと思います。最近は鉄鋼セクターを加えました。

資産総額は397万9204円配当金を含めた利益は66万8143円です。




日本株の年間配当金ポートフォリオ

得られる年間配当金の予想額は、15万1275円(税引き後)です。

買い増しのタイミングは、月2万円くらいの資金で値下がりをした銘柄をナンピン買いしています。上位3社で50%の配当金比率となっていて、リスクの高いポートフォリオになっています。セクター比率もあまり特定のセクターに偏らないように、均等になるよう分散して買います。6月は特に日本株を買ってません。




2.米国株の配当金

米国株の配当金銘柄、投資先セクター(業種別資産価格)

米国株は2020年5月より投資を開始しています。運用期間は2年です。

ハイテク、高配当株ETF、国債ETFが大半を占めています。米国債暴落中につき、値下がり続ける米国債ETFを買っていき、投資比率を上げていく予定です。6月は高配当株ETFとVIG、国債ETFのEDV,TIPを購入しました。

資産総額は1103万1021円配当金を含めた利益は294万724円です。




米国株の配当金ポートフォリオ(個別株の配当金)

QYLDとXYLDで米国株配当金全体の35.92%を占めていますが、ETFで上位の比率を占めているので、大きなリスクは取っていないと考えられます。最近はNASDAQ100の下落が大きく、QYLDがXYLDより配当金が小さくなってしまいました。

米国株は楽天証券で買っていますが、まず日本円でドルを買って、買ったドルで米国株を購入します。購入した米国株からの配当金は、ドルで受け取ります。得られる年間配当金の予想額は1827.04ドル(税引き後)です。現在の為替(1ドル134円で計算)からドルを円換算すると、24万4823円(税引き後)を得ることができます。

最近は高配当株ETFの減配が続き、円安効果を打ち消してしまっています。ただ外国株の配当金の価値は円安になるほどに大きくなってきますので、円安が加速すればドルの配当金を円換算した金額が大きくなっていきます。さらに外国株は税金を現地で10%、日本で20.315%が課税されており2重課税で取られていますので、外国税控除を確定申告しましょう。取られすぎた税金の一部が所得税から返ってきますので、所得税を払っている方はぜひ確定申告をしてください。

関連記事は以下です。

 

今後の米国株投資について。

米国の高配当株は、高配当株ETFがありますので、こちらをメインに投資を続けていきます。個別株より十分に分散されたETFの方がリスクが小さいからです。

今後メインで買っていくETF銘柄は以下になります。

購入中の米国株ETFの特徴

購入中の米国株ETFの特徴をまとめました。

SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄である高配当株で構成されたETFです。

HDV((iシェアーズ・コア高配当株ETF)ヘルスケアや生活必需品、エネルギー、通信を中心にセクター構成が非常に幅広くなっています。景気によって価格が左右されにくく業績が安定したディフェンシブな傾向が強いファンドのため、長期保有に向いています。

VIG(バンガード・米国増配株式ETF)10年連続増配の銘柄のみであるETFで、安定成長の値上がり益と配当が見込めます。

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)大型企業の高配当株であり、安定した配当が期待できます。

QYLD NASDAQ100への投資であり、コールオプション(一定の価格買う権利)を売却し、オプション料を配当(分配金)としてもらうETFになります。値上がり益を得るよりも、分配金を重視した商品設計になっています。

XYLD S&P500への投資であり、コールオプション(一定の価格買う権利)を売却し、オプション料を配当(分配金)としてもらうETFになります。値上がり益を得るよりも、分配金を重視した商品設計になっています。

上記でも配当利回りが圧倒的に大きいのはQYLDとXYLDです。HDVはエネルギー危機で逆に上がっている有様です。今後は上記6銘柄をできるだけ均等に毎月買っていきたいと思います。予算は月10万円。積み立て投資です。




米国高配当株のポートフォリオ

高配当株のみをピックアップすると上記の構成になっています。

個別株のジョンソンエンドジョンソンの比率が高かったのですが、こちらを順次売却し、ETFの比率を増やしていきました。個別株の買い増しは進めず、ETFの比率を高めていきたいと思います。




3.中国株の配当金

中国株の配当金ポートフォリオ

中国株も2020年5月から投資を開始しています。運用期間は1年と11カ月です。

値上がり利益

現時点で315万3844円の評価額で、値上がり利益は112万2431円です。先月比プラス18万6152円です。中国株、何気に頑張っています。中国株は、ほとんど個別銘柄チャイナモバイルが占めています。政府の規制リスク等で下落しまくってきたチャイナ株。分散されたETF銘柄は軒並み下落し、大きな含み損を抱えていますが、国営企業のチャイナモバイルは国から守られているうえに、自社株買いなどの好材料や円安などの影響を受け、利益がかなり上がっています。ただ、ETFも底値が近いのか、少しだけ反発を始めています。

得られる配当金について

得られる年間配当金の予想額は、17万191円(税引き後)になりました。

今月配当金を受け取る月でしたが、配当金の増配があり、1株当たり3.21HK$→3.87HK$に増配、さらに円安で大きな金額を受け取ることができました。

2021年6月:5万5752円(税引き後)

2022年6月:10万1600円(税引き後)

円安+増配で大きく配当金が上がってきています。

これまで受け取ってきた配当金は21万9610円です。

チャイナモバイルは昨年末、米国市場で上場廃止措置を受けたので香港市場の香港ドルで買っています。その時はかなり暴落していたので、絶好の買い時に買いました。さらには円安の影響で利益も出ています。

配当利回りは増配などもあり7.44%と高利回りを達成しています。チャイナモバイルを購入した時は暴落中でしたので、配当利回りは8%を超えていました。




4.インド株の配当金

インド株ポートフォリオ

インド株も配当金を得ています。2020年5月より投資を開始。運用期間は1年と11カ月です。

値上がり利益

現時点で211万5549円の評価額で、値上がり利益は94万3645円です。先月比マイナス28万2890円です。価格が10%以上下落しています。かなり痛いです。

こちらは一銘柄、ETFのみの投資です。コロナショック時に下落したところを購入。価格が2倍になりました。ドルで購入していますので、円安の恩恵も受けています。

得られる配当金について

合計すると、年間配当金の予想額は1万7997円(税引き後)、受取配当金は,3万8188円です。米国市場で買っているので、この銘柄はドルで買っています。配当金はドルで支払われます。

配当利回りは1.55%と低いです。値上がり益重視の銘柄と言えるでしょう。

ところが大幅な増配がありました。

7月の配当金は予想外に大きくなっていますが、来月発表したいと思います。




5.まとめ

全ての配当金がもらえる銘柄をまとめると。

年間で、61万2390円(税引き後)の配当金を得ることができています。

月平均にすると5万1032円です。

先月比で、+2万6975、もらえる配当金が増加しています。

増加した理由は、

①円安進行によるドル配当金の利益が増加。

②高配当利回りのQYLDとXYLDを買い増しした。

③チャイナモバイルの増配があった。

事が主要因だと考えれます。

現時点で米国株からの配当金が最も大きい金額です。

今後も米国株への投資は続けていく予定です。

さらにチャイナモバイルの増配によって、日本株の配当金を中国株が上回りました。

税引き後で60万円の配当金が得られれることになり、当初の目標である月平均で5万円の配当金を達成しました。外国株の配当金がメインになってきましたので、為替の影響によって左右される事が考えられますので油断できません。今後は給与カットも起こりえると考えられますので耐えられるように、目標は税引き後に120万円の配当金をもらえるようにしたいです。今後も積み立て投資を頑張っていきたいと思います。


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