長期金利の上昇によって、軒並みグロース株には大ダメージが与えられています。1月初旬から下落が始まっており、グロース株メインの私のポートフォリオも大きな損失を被りました。高配当株のポートフォリオも組んでいますが、以外にもこれらの価格が上昇。金利と逆相関で動いており、損失を相殺してくれています。高配当株の値動きを確認してい見ます。
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1.日本株の株価
マイポートフォリオの日本株のパフォーマンス
日本株が調子いいです。
最近はダメダメだったのであきらめていましたが、長期金利上昇とともに利益が上がってきました。
先月比+25万6103円です。
株価の上昇率
1位 タマホーム +21.07%
決算が良かったので上げただけで、長期金利上昇には関係が無いと思われます。
2位 三菱UFJ +13.27%
銀行は長期金利上昇の追い風に乗っています。
3位 商船三井 +11.24%
今後も引き続きコンテナ価格の上昇が続くと見込まれており、株価は上昇を続けています。長期金利上昇とは関係ないと思われます。
4位 東京海上ホールディングス +9.43%
自社株買い発表をしてから上昇モードに突入しています。
5位 三井住友FG +9.10%
UFJと同じく金利上昇効果によって、株価も上昇中です。
まとめ
海運株は相変わらずの上昇、タマホームは好決算。
長期金利上昇によって、生命保険と銀行の株に有利に働いたため、株価が大きく上昇しています。
2.日経平均との比較
マイポートフォリオの日本高配当株は日経平均を大幅にアウトパフォームしています。
日経平均先月比 ー2.32%
マイポートフォリオは+6.35%
この結果は予想していたわけではなく、完全に運が良いだけだと思います。狙って仕込んでいたわけではありません。配当金が欲しくて積み立てていただけなのです。
自分で考えて買ったのは三菱UFJ銀行、東京海上、商船三井、タマホーム、ケイアイスター不動産、三菱商事、JTです。他は一般的に高配当株オススメということであまり深く調べずに購入していました。自分で選んだ銘柄に関しては、全部運良く当たっています。
3.セクター別の成績
では一般的にはどのような業界に長期金利上昇による影響があったのか。調べて分析してみます。
※トレーダーズ・ウェブより転載。
保険業、海運、銀行、材料、輸送機器が上昇しています。
これらの結果を分析してみますと、
①長期金利上昇の恩恵を受ける業種
銀行は資金を企業に融資したり、国債などに投資している。預金者に支払う金利よりも、貸付けや運用で得られる金利の方が高ければ、銀行はその差分を利益にすることができる。これが銀行の利ざやです。
生命保険は基本的に20年から30年という長期契約で顧客からお金を集めています。つまり金利は長期で固定されている。そしてそのお金は10年物の国債などに投資しているので、調達側よりも早く金利上昇の恩恵を受けます。金利が上がっても、しばらくは安い金利で調達できて運用側の金利が上がるので、短期的には保険会社にメリットがでます。
この結果、金融系の株は有利になりますので、保険、銀行等、その他金融系の株が買われることになるそうです。
②インフレの恩恵を受ける業種
インフレ時には単純に材料、燃料の価格が上がりますので、材料・エネルギーを取り扱う企業の株が上がっているのではないかと考えられます。
マイポートフォリオのバランスは
銀行が40%も占めており、長期金利上昇の恩恵を大きく受けております。
総合商社もそれなりに上がっています。おそらく材料、エネルギー系を扱う部門がありますので、値上がりし始めたのではないかと考えられます。
他には金融系、エネルギー系も多く含まれており、現状では有利な展開になっていますね。
内部要因として好決算の銘柄が多く含まれていたことと、外部要因として長期金利上昇の恩恵を受ける金融系、コロナショックによる追い風を受けた海運系などがバランス良く含まれていたため、大きく利益を上げることができていると思われます。
4.まとめ
成長期にはグロース株優位でゴミのように扱われてきたバリュー株たちでしたが、金融引き締め、テーパリング、インフレーションが起きて立場が逆転してきました。資産は価格の低い時期に買う。投資の本筋であると思い知らされた結果でした。
ではこの先はどうするか?
いまはバリュー株の下落が続いています。
こういう時こそ買いに動くことを考えていけば、しかるべき時に値上がり益を得ることができると思います。いま日本株は買うときではないような気がしますので、購入は控えようと思います。
今は逆風が吹いている米国株にあえて資金集中して、着実に積み立てていきたいと思います。
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