JPモルガン、米GDP予想下方修正-景気後退に「危険なほど近い」
JPモルガン・チェースのエコノミストは米経済成長率の予想を引き下げた。今週発表された各経済指標では、個人消費の減速をはじめ景気の弱含みが相次いで示された。
米国担当チーフエコノミストのマイケル・フェロリ氏は1日の顧客向けリポートで「当社の予想はリセッション(景気後退)に危険なほど近い」と説明。「しかし、製品需要が軟調な時期でも雇用主が人員削減を控える可能性なども踏まえ、引き続き景気拡大には期待感を持っている」とした。
【ブルームバーグより転載】
今週の米国市場は先週から一転、下落ムードに傾きました。
米国主要3指数の週間パフォーマンスは
①ダウ平均株価 ー1.38%
②S&P500 ー2.43%
③NASDAQ100 ー4.71%
と冴えません。
私の所有しているレバナスはNASDAQ100の下落率にレバレッジが掛かるので、大きく値を下げていると思います。
今週の運用結果を確認します。
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1.投資商品と積立金額
レバナスは2022年1月7日からNISA枠で購入していますが、楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100の2商品を同時期に同じ金額を積み立ています。
2.レバナス基準価格とNASDAQ100の比較
レバナスと代表指数NASDAQ100との損益率を比較します。
比較対象期間:2022年1月7日~7月1日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数1日前の1月6日からの価格がスタートとなります。
レバナスとNASDAQ100指数との損益率の比較
グラフ上では下落トレンドを続けています。先週はリバウンドを見せていますが、今週はマイナス幅を増やしています。今年のパターンでいくと、下落が始まった次の週には継続して下がるので、来週にはまた2週間前の底値(-52.98%)を突破してしまいます。
代表指数とレバナスの成績を比較
NASDAQ100指数の損益率 ー26.97%(2022年1月6日 15765.36ドル → 6月30日 11512.78ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー49.99%(2022年1月7日:9,239円 → 7月1日:4,620円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー49.64%(2022年1月7日:38,736円 → 7月1日:19,506円)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は7月1日、NASDAQ100指数前日の6月30日との比較となります。
NASDAQ100は一週間でー1.17%、レバナスはー1.9%超の上昇を見せております。
下落相場でのレバレッジ商品は散々な結果になっていますが、下落相場では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも0.35%下落率が小さいという結果になっています。この幅はどんどん広がる傾向にあります。現時点では大和レバナスが優秀に見えます。理由は不明ですが、為替ヘッジの違い、レバレッジ率の違い、いろいろあると思いますが。
3.レバナスの運用成績
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)の特徴と運用結果を公開します。
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
6月27日~7月1日までの一週間の運用成績を確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
表1.積み立て履歴
合計で208,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の履歴は6/16日に17,500円の定期積立購入を実行しています。7/1にも定期積立で17,500円の発注しています。来週には反映されると思われます。
表2.損益グラフ
評価額:143,100円
損益:-64,400円
損益率:-31.03%
先週より2.3%下落しています。
今後も引き続き定期的に積み立て投資を続けています。
続いて、大和レバナスの特徴と運用成績を公開します。
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。こちらも楽天レバナスと同様に積立投資をしています。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも6月27日~7月1日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
表1.積み立て履歴
合計で207,500円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の投資は楽天レバナスと同様に6/16日に17,500円の定期積立購入を実行しています。7/1にも定期積立17,500円発注しており、来週には反映されると思われます。
表2.損益グラフ
評価額:143,100円
損益:-64,400円
損益率:-31.03%
楽天レバナス同様に、下落モードです。
4.まとめ
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座にもっていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 502,496円
評価額 328,130円
損益 ー174,366円
損益率 ー34.70%
昨年から投資していた特定口座と今年から投資をしているNISA口座を合計した結果は、大幅マイナスです。今週は下落モードとなり、損失は先週より2.56%増加しました。損失が年内に消える?ことを信じて定期積立を続けたいと思います。
レバナスの基準価格とマイポートフォリオの損益比較(2022年1月7日~7月1日)
ナンピン買いの効果を確認します。
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー49.99%
大和レバナスの基準価格の損益率 ー49.64%
マイポートフォリオレバナスの損益率 ー34.70%
基準価格の損益率よりマイポートフォリオの損益率は、15%程度アウトパフォームしています。下落相場が続いていることにより、年初に一括購入するよりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いの方が効果が高かった事になります。
いずれ来る上昇相場へ向けての仕込み時?それとも・・
今週は下落しました。しかし底値は誰にもわかりません。長期的に見たときに、今がナスダック指数のピークであるとは考えられません。愚直に積み立てをして、数年先に向けて種をまき続けていきたいと思います。
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