藤田田 ビジネス脳のつくり方② 日本マクドナルドの創業者に学ぶ

先行きが不透明なこの時代に、マクドナルドを日本で成功させた名経営者 藤田田から生き延びる方法を学ぶ。

 

前回に引き続き、本場米国のマクドナルドを日本で成功させた名経営者、藤田田氏の著書、「ビジネス脳の作り方」を前回に引き続き、ご紹介したいと思います。
前回の記事はコチラ

藤田田 ビジネス脳のつくりかた① 日本マクドナルド創業者に学ぶ

ツキは自分で呼び込め

ツイてる人とツイてない人、その差。マイナスをプラスに変える努力をする。人生はなるようにしかならない。これ以上悪くならない、夜の次は朝だ!とプラスに考える。ツキは運と違い、自分で創造するという考え方です。

ツキを呼ぶ人間と付き合え

要するに、ツキは自分で呼び込むという考え方でいけば、プラスのある人間、努力でツキを想像している人間としか付き合わない。マイナスになる人とは一切付き合ってはいけない。自分に迷惑をかけた人物とは付き合わず、マイナスになる敵には挨拶すらしない。

人との付き合いも、基準があり、自分にとってプラスの人としか付き合ってはいけないと説いています。

ワンサイドで考えない。両方の側面から考える。

結果が悪かった時は、必死になりどうするか対策を考えることは多いでしょう。

しかし、結果が良かったときも、何故良かったのかを分析することが重要といいます。

プラス面の原因を分析することは、マイナス面を分析するのと同じくらいの価値があり、次により良い状況にすることができます。

推理力が強い人間がビジネスに勝つ。

過去のデータ、数値など事実を積み重ねていくことが本当の強さ。決して一発では成功しない。

事実を無視すると、先を見誤ることになります。過去の積み重ねが、未来へ繋がります。

 

24時間、全てがツキにつながると思え!

ツキに変えるのはその人の努力。ならば24時間、何をするかで人生が決まる。人生は常に勉強の連続。8時間の仕事が終わって、残りの16時間で何をするかが人生を左右する。

仕事、運動、情報収集、自分のためにできることを探すことです。

働き方改革と言われる昨今、8時間働いて、あとは何もなさない人。

残った8時間に何かを成し遂げる人。

この差はとても大きな結果になると思います。




社長の椅子を狙え!

サラリーマンをするなら、自分の会社の社長になるつもりで、仕事をしなければ面白くなく、生きがいはない。社長になる!と自分に言い聞かせてやれば、やっていいことと、悪い事の選択が正確にできる。これは生存競争を生き残る土台づくりになる。

社長になるんだ、もし自分が社長だとしたらどうするのか?を真剣に考えれば、自ずとリスクを避けるようになり、リスク管理ができるようになるといいます。それこそが、生存競争を生き残る土台になります。

社長の条件

社長になるためには、必須の条件があるといいます。

第一に健康

人一倍働き、生存競争を勝ち抜くには、丈夫な体が必要です。体は資本といいますが、肝心な時に倒れていては元も子もないでしょう。一番重要なことなのではないでしょうか。

 

第二に友人

アドバイスをくれる友人をもつ。その道で成功している人、自分とは違う世界で生きる人。

メリットとして、困った時に相談して助けてもらえる。違う分野の人は、自分とは違う視点をもっており、新しい発見を手助けしてくれます。

 

第三に特技

学校で教わらないもの。普通の人が勉強していない分野。趣味を広く持つ。

意外なところで役に立つ時がくる。

そんな時は「あいつに聞け」となる。思わぬチャンスが舞い込むことにもなる。




ライバルを倒す。デン・藤田流の極意

ライバルがいれば、お互い切磋琢磨し、業界自体が伸びていくといいます。

ただ、最も良いのは

競争相手のいないところで勝負する

ことです。

そのために必要な条件が3つあります。

①独特の手法で

自社の得意なところから独自の方法を見つける。他社に真似されない(真似出来ない)ようにする。

 

②強みを活かして

自社の強みはなんなのか?そこを使ってビジネスを展開すれば、他社との競争に勝てる。

 

③工夫して勝負

知恵を入れる。同じことをしていて工夫がなければ周りに置いていかれる。先はない。

以上、藤田田流、ビジネス脳の作り方でした。

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