昼は日経、夜は米国市場。眠れない夜が続く人は試して。
投資家に必要なのは、判断力。睡眠不足は認知機能を大幅に低下させ、その判断力を奪う。睡眠不足は投資家にとって、非常に重要な問題になります。
しかし投資家には、投資家特有の睡眠不足の要因があります。それは何なのか。投資家特有の睡眠不足についてリサーチして記事にまとめました。
ランキングに参加しています。下のバナーを押していただけるとありがたいです。
👇
投資家の睡眠を奪う要因。
投資家の睡眠を奪う大きな要因は、以下の3つです。
投資家の睡眠を奪う要因その1:情報過多でたくさんを調べようとする。
投資に関する情報は絶えず更新されており、常に最新のニュースにアクセスしようとする投資家もいます。この情報を逃さないようにという圧力は、特に重要なニュースが予想される夜や早朝の時間帯に、スマートフォンやパソコンの画面を見続けることにつながります。その結果、起きている時間が増えることになります。
投資家の睡眠を奪う要因その2:市場価格の変動による精神的ストレス
市場の変動による精神的ストレスも、睡眠不足の大きな原因です。投資の世界では、市場の変動が常にあり、これがストレスの源になることがあります。特に、大きな損失を恐れたり、逃した利益に対する後悔がある場合、夜間に安心して眠ることができなくなることがあります。
特に大きな変動があるレバレッジの商品やグロース株に投資すると、どうしても大きな変動が起こります。価格が上がれば興奮し、下がればショックを受ける。どちらに転んでも精神の安定性を奪うので眠りが浅くなります。
投資家の睡眠を奪う要因その3:将来への不確実性
投資には常にリスクが伴います。将来への不確実性は、多くの投資家が経験する一般的な懸念事項です。これは、市場の予測不可能さや、自分の投資判断が正しいかどうかという不安につながり、睡眠を妨げる要因となります。
以上の事から、これらの要因を減少させる策を考えてみます。
投資家特有の睡眠不足を解消する方法
投資家の睡眠を奪う要因を一つずつ潰しましょう。
情報過多への対策:幅広く分散されたインデックス投資一択にする。
個別株や、個別の金融資産を買ってしまうとその動向を知りたくなります。変動が激しい為、買い時はいつか、売り時はいつか。いろいろと市場の動きが気になってしまうのです。
そんな時は様々なセクターへ幅広く分散投資されているオルカンなど全世界株やS&P500,日経平均等の指数に連動したインデックスを買えば、どのセクターがどんな状況になろうが、気にしても自分の力では何ともなりません。良い意味であきらめがついて、寝るしかなくなります。
市場価格の変動による精神的ストレス対策:債券の比率を増やす。
なんといっても相場が上昇した時の興奮と、下落した時の精神的な不安定さは計り知れません。これについては個人差がありますが、一般的には変動が無いほど熟睡できるはずです。銀行預金の利息によって、残高の変化を気にして眠れないことはあまりないと思います。銀行預金は基本的に変動しないので気にならないのです。
そういう時は株だけでなく、債券の比率を増やす事をお勧めします。一般的には株:債券比率は60:40です。
他の考え方として、
100−年齢=株の比率
にして、残りを債券にするなど。
また、債券は暴落時のリスクヘッジになりますので、もともと変化が少ないうえに、危機時に中央銀行は利下げをする傾向があるので、株の値動きと逆方向に動き、変動を相殺してくれます。
将来への不確実性:全世界株へフォーカス投資する。
個別株や特定のセクターに投資すると、自分の判断は正しいのか?この判断は失敗なのではないか?将来に対して常に不安が付きまといます。そこでどこがどうなってもいいように、全てのセクター、全世界に投資することで、将来の不安は減少されます。今後世界はどうなるのだろう?この規模までスケールが大きくなれば、ジタバタしてもどうしようもなく、あきらめがつくと思います。
まとめ:値動きを減らす分散が重要
値動きを減らしてしまう事が、投資家の安眠に基本的につながります。私は個別株の比率を少なくし、インデックスと債券メインに切り替えた後は、市場がほとんど気にならなくなりました。個別株は情報収集がめんどくさかったので、大分時間を浪費していましたね。
上記は私の実感ですが、人によってはもっと変動が無いとダメな人もいると思います。
スリルが欲しい場合には物足りないので、今回紹介した方法はお勧めはしません。
ただ、基本的には分散投資をしていけば、値動きが少なくなるため情報収集のための時間不足、将来の不安、精神的不安定が減少していくはずなので、これらの三つを試してみるのは如何かなと思います。
安眠グッズ
を使うことで、さらに眠りが深くなり安眠が出来ると思います。
メラトニンサプリは一日5mg程度までは良いという結果は実験で出てるみたいです。
お勧めの睡眠書籍
睡眠の知識が豊富に、いろいろといいことが書かれています。読んでみて実践してみて下さい。