日本にどこまで投資するのが正解なのか?日本人の視点から考える。

GDPは4位に。この先も国際競争力が低下する日本に投資すべきなのか。

バフェットは日本の商社株を買い増しするなど、日経平均は最高値を更新中。非常に長い道のりを経て、30年前の株価に戻ることが出来ました。おそらく割安+金融緩和・円安で海外勢にメインで買われていると思うのですが、この水準までリバウンドした日本が、この先どうすれば這い上がり、まともな投資対象となるのか。個人的な意見をまとめてみました。

現在の日本の現状把握

日本の徐々に没落している理由は、端的調べると以下の通りです。

  1. 経済の長期停滞:1990年代初頭にバブル経済が崩壊した後、日本経済は長期にわたる停滞期に入りました。この時期は「失われた20年」とも呼ばれ、低成長、デフレーション、企業の内部留保の増加などが問題となりました。
  2. 人口の高齢化と労働力不足:世界でも類を見ない速度で進む高齢化は、社会保障費の増大、労働力人口の減少を引き起こし、経済成長を阻害しています。
  3. イノベーションの遅れ:かつて電子産業などで世界をリードしていた日本ですが、IT革命以降、シリコンバレーをはじめとする海外のイノベーションに遅れをとっています。特にソフトウェア、インターネット関連の分野での競争力の低下が指摘されています。
  4. 政治・行政の硬直性:政治的には、長期にわたる一党優位の政治体制や行政の硬直性が、必要な改革を遅らせる要因となっているとの意見もあります。規制の多さや、新しいビジネスモデルへの対応の遅さなどが、イノベーションの妨げになっているとも言われています。
  5. 国際競争の激化:グローバル化の進展により、中国をはじめとする新興国の経済的台頭が、日本の製造業にとって大きな脅威となっています。これにより、日本の製品が国際市場での競争力を失っている側面もあります。

これらの要因は、それぞれが複雑に絡み合い、相互に影響を及ぼしあっています。

これらの主要因は、長期的な視点が持てない政治にあるのではないかと思います。特に一党独裁がしばらく続き、まともな政策は少なく、上記を助長するものばかりです。

国民の時間を奪い、生産性を著しく低下させるインボイス制度のように、トータル的に損をする規制・規則を作り続け強制的に順守させる。お金に関しては裏金問題で脱税し放題。そして法律違反を犯しても、意味の分からない理由で逮捕されない、公約を守らなくても罰則が何もないのでやりたい放題の政治家たち。

しかし没落といっても日本には依然として強みや潜在力が多く存在します。たとえば、高い技術力、強固な製造業基盤、豊かな文化などは、今後の回復や再成長のための貴重な資源となり得ます。これらの強みは日本の企業の特徴であって、現状の国や政治にはあまり期待することできず、企業が頑張るしかない状況となっていると思います。

日本が這い上がるために必要な事

新しい技術に投資してイノベーションを生み出す。

国や企業がイノベーション技術にお金をかけないという、最悪の状況が続いていました。山中伸弥教授のIPS細胞発展への資金の不足、青色ダイオードの開発に関する特許の問題など。新しい技術を開発する天才に対する投資が、非常に少ないことが悪い部分だと思います。このような状況では、有能な人材や技術が海外に流出して、ますます国力が低下します。有能な人にはお金を投資して、支援することによって国家として大きな利益を得る。これらの投資が下手クソなので、絶対に改善していいくべきです。

教育、勉強に時間とお金をかけられるか

企業の人材教育レベルが低下しています。勉強は個人でするものであって、会社が支援する事ではない。という考え方が広まってしまって、ビジネスパーソンの勉強時間は非常に少なくなっています。厚生労働省のデータによると、GDPにおける人材投資の比率(OJT以外)

日本:0.1% 米国:2.08%、フランス:1.78%、ドイツは1.20%、イタリア:1.09%、イギリス1.06%

日本の人材への投資は、欧米に比べていかに少ないかを理解されたと思います。

本当に必要な教育を見極め、国民の能力を底上げする必要があります。学びが足りないからこそ、思考が硬直しているのではないかと思います。

規則、規制を打ち破れるか

日本はとにかく意思決定が遅く、海外に比べてスピード感がありません。例を挙げれば欧州に後れをとった、新型コロナウィルスワクチン開発。有事に規制を打ち破る発想ができない事が遅れの要因だったといわれています。

今までのやり方はこうだ、理由は無いけど規則だから。

ルールは自分たちが事を運びやすく、重要なポイントを浮かびあがらせるモノのはずなのに、ルールに縛られて動きが鈍くなっています。

目まぐるしく動く世界のスピードを実感し、スピーディーに動き、規制に縛られずイノベーションを生みやすい環境を作らないことには、停滞が続く一方です。

失敗したらやり直せばいい風土に変えられるか。

日本はとにかく実行が遅い。これは失敗を恐れる風土が根付いているからです。

計画とチェックに時間を割きすぎ、実行をなかなかしない。PaCd(大文字のプランとチェックが現実を物語る。)

計画とチェックだけして、石橋をたたきまくった結果、結局渡らない。失敗が許されないことだと教えられてきた。とにかく試して行動してみる、失敗しても周りが騒がない、叩かない。やり直せばいい。そのような風土に変えてあげないと、挑戦する人がバカを見て、何もしない人が居続ける。そのような状況では新しいことを生み出すことができないのはあたりまえです。命がけの戦争でもない限り、失敗しても命を取られることは無く、成功への道が開けるはずです。

 

まとめ:日本に投資すべきかどうか

日本がこれから這い上がるには、自分たちに不利な状況を、自らが作り出している事に気づく必要があります。

日本人として悔しいですが、投資と感情は切り離して考えると、それまでは個人的には日本への投資比率はポートフォリオの10%前後で考えています。

教育を重視し、技術開発を促進しつつ、規制や規則の改革ができ、失敗をしたらやり直す。

これらの風土が醸成され、イノベーションを手に入れて世界と戦えるな、そんな企業が出てきたな、と感じる時までは大きく投資するのは保留かなと思います。

没落していく日本を見るのが悔しいのであれば、私たち国民一人一人が立ち上がり、古い慣習を打ち破り、新しいことに挑戦し、皆が一致団結してこの国を改革していくしかないのです。

投資は未来に対して行うもの。日本人が自国に希望やや自信を持たない限り、日本が魅力的な投資対象となることは、今後も難しいと考えています。

また、日本は今後、高齢化が加速していきます。シニア層の比率が増えますが、これは必ずしも悲観すべきではないと思われます。若い人とシニアのタッグを組む機会がより増えます。これらが合わされた、若い人の創造性、感性、行動力とシニアの経験が融合されることとなり、よりよい結果に結びつくことも考えられます。学ぶことに年齢は関係ありません。シニア層が学びを重視してチャレンジし、日本を引っ張っていく姿勢が今後ひつような事だと思うのです。

参考書籍:リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」

 

 

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