あまり盛り上がってないものに投資する方がやっぱり良い。
2年前のあの日、投資を始めた会社の同僚。
株をとても毛嫌いしていた会社の同僚が、株を買うと言い出した。
投資人口は確実に増えている。— バブルス@資産運用 (@baburusublog) January 29, 2022
あんなに株を毛嫌いしていたのに。
100%保証される、銀行預金しかしないって言ってたのに。
同僚を靴磨きの少年に重ねていました。
その同僚は、
「日本株に全力投資する。」
ということを言い出した。
全世界株、米国株、リスクの比較的小さいインデックスもあるよと、情報は流したが、聞く耳を持たず、日本の個別株オンリー。
その時は何で日本株に全振りなのか。しかも、なぜリスクの高い個別株なのか。
と思っていました。その時は悪夢が目前にきているとは思わず、同僚は、手持ち資金を日本の個別株にフォーカス投資していました。
そう、その同僚が株を買ったのは、ちょうどロシアのウラジミール・プーチンが、ウクライナに侵攻する直前だったのです。
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ロシアのウクライナ侵攻で株価暴落。
同僚は、トヨタ自動車と旅行関連の航空会社をメインで買っていました。日本航空とANAです。
この時思っていたのが、マジかよ、今から日本株の個別株全振りかよ・・・・大丈夫かよ・・・。
心の中でそうつぶやきましたが、下手な事言って、上がったらまずいので、その声を出すわけにもいかず、ただただ、資金を日本株ん集中的に投資し続けるのを黙ってみていました。
そうこうしているうちに、プーチンがご乱心。
ウクライナに攻め込み、インフレが世界中に襲い掛かりました。
そう、金利上昇による株安です。
当時、その同僚と
と怒っていたのを覚えています。
そして地獄の2022年が始まった。
日米ともに物価高の金利上昇 → 株安で苦しんだ一年でした。
日経もほとんど上がらず、米国指数は軒並み前年比マイナス。
金融緩和してる日本はまだその影響は少なかったのか、利上げする米国はハイテク株が大幅に下落しました。
とりあえず手持ちのゴールドを全部売って、資金調達。米国株のゲノム銘柄にその資金を投じるも、私は大赤字でした。
そして時は流れ、2024年3月現在
日経平均株価は40,000円を超え、日本株投資していた人がもてはやされるターンが来ました。
その同僚は「トヨタ自動車で、クソ含み益出た。」ニコニコしながらそう言っています。
当時を思い返すと、正直日本株がこんなに上がると思ってもみなかった。
その時に日本の個別株に、フォーカス投資してた同僚は今はすごいと思いました。
私よりも、良いパフォーマンスをあげているなと。素人なのに、プーチンがウクライナに侵攻しても、よく株を売らなかったなと。我慢できたなと。
そしてその時、本当は素人の同僚の方が、私よりも投資がうまいのだと理解することが出来たのです。
なぜ会社の同僚が、投資で成功したのか。
思い返すとやっぱり、みんながあまり積極的でないものは、過小評価されている可能性が高い。
当時のバフェットさんが、日本に投資している意味がやっと分かりました。
でもね、現在はどうだろうか。
何が嫌われているだろうか。
日本株は浮かれていないか?
だとすると、投資先は注目されていないところが良い。
皆がもてはやしているものには、やっぱり投資してはいけないのだ。
「投資では、皆が買いたいものを売り、皆が毛嫌いしているものを買え」
という言葉を肝に銘じておきます。
皆が注目してないものを、嫌われているものを、密かに探そう。なかなか無いんだけども。
参考書籍
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