【楽天証券】令和5年確定申告 外国税額控除で外国株の配当金を取り戻せ。 2023年【米国株・中国株等】




 

外国税額控除で、外国株の配当金の払いすぎた税金を還付する方法

いまやポピュラーになりつつある外国株式への投資。外国の株を買えば、配当金をもらう場面があると思います。外国株は現地で課税され、さらに日本でも課税されるという2重課税で多く税金を取られています。それを控除するためのしくみとして、「外国税額控除」という制度があります。やらなければ税金を取られまくって丸損です。楽天証券の年間取引報告書を例にして、確定申告をやり方を書いてみました。米国株の外国税控除がわからない人も安心。細かい計算は不要です。

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1.用意するもの 楽天証券の特定口座年間取引報告書(投資家交付用)

楽天証券から、特定口座年間取引報告書(投資交付用)をダウンロードしておく。

この報告書は後に使用します。

具体的なやり方は後述します。

 

2.国税庁の確定申告ができるホームページ、e-Taxへ移動する。

以下のリンク先に移動。自動で計算できるので、ラクチンです。

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

 

3.確定申告の入力

「確定申告書等の作成はこちら」をクリック。

 

次の画面で、「利用規約に同意する」を押して次に進む

 

当年度の申告書等の作成をクリック。(今回は令和3年分申告書等の作成例)

 

 

 

中央左側の赤い枠、「所得税」をクリック

 

 

中央の「次へ進む>」をクリック

 

 

自分の生年月日を入力し、質問に答えて

オレンジボタンの「次へ進む」をクリック




 

収入金額・所得金額の入力

 

必要に応じて収入金額・所得金額などを入力していく

自分に該当する所得控除を入力していく




 

4.外国税額控除の記載例

税額控除・その他の項目の入力

外国税額控除等の入力

いよいよ本題の、「外国税額控除等」の入力を開始します。上の図の、一番下の項目をクリックします。

 

「外国税控除額の計算がお済みでない方」を選択




 

1 本年中に納付する外国所得税額

以下は、令和3年度の場合の入力です。

私は米国株と中国株を持っています。まずは米国株です。

1.米国株の入力

国名:米国

源泉・申告(譲渡)の区分:源泉

所得の種類:配当

所得の計算期間 令和3年1月1日 令和3年12月31日(令和3年の場合)

税種目:所得税

納付確定日:令和3年12月31日 (令和3年の場合)

納付日:令和3年12月31日(令和3年の場合)

続いて金額は、最初に用意しておいた特定口座年間取引報告書(投資家交付用)

「⑧特定上場株式等の配当等 国外株式または国外投資信託等」の米国株の合計金額を入力します。ここには一年間に支払われた外国株の配当金額と、外国所得税額が全ての保有銘柄で記載されています。

ここで米国株の「配当等の額」「外国所得税の額」の合計金額を入力します。

「相手国での課税標準」には、「配当等の額」の合計金額を入力します。

令和3年1年間の米国株の配当金の合計金額は153,865円でした。

 

左に係る外国所得税額には、外国所得税の額を入力します。令和3年米国株の外国所得税の合計は15,365円でした。




 

2.中国株の入力

米国株と同じように入力します。

国名は中国とし、項目、日付は米国株と同じです。

金額は「⑧特定上場株式等の配当等 国外株式または国外投資信託等」の中国株の合計金額を入力します。

中国株はチャイナモバイルだけなので、年二回の配当金の金額と外国所得税を入力します。配当等の額は162,009円、外国所得税の額の合計は16,200円でした。

私が保有していて配当金をもらった外国株は、米国株と中国株のみですのでこれで終わりです。

3.入力した金額に間違いがないか確認する。

①楽天証券の特定口座年間取引報告書(投資交付用)の配当等の額と、入力した相手国との課税標準の金額と一致しているか確認します。

「配当等の額」の1年間合計は

315,874円となっています。

米国株153,865円+中国株162,009円=315,874円

で一致しているので入力に間違いはないです。

②左に係る外国所得税額の合計と楽天証券の外国所得税の額の合計が一致しているか確認します。一致していれば入力間違いはありません。

「外国所得税の額」の総合計は

31565円です。

15,365円+16,200円=31,565円

先ほど入力した米国株と中国株の合計金額と一致しているので、間違いなさそうです。

2.調整国外所得の計算

相手国の課税標準の米国株と中国株の合計金額と同じ金額を入力します。

すなわち、外国株の配当金の合計金額ですね。




 

3.4項 書いてあることに該当する場合は入力していく。

私は該当しなかったので、未入力です。

前年以前3年間に外国税額控除を申告しており、申告書に記入があった場合は記入するみたいです。

これらの入力が終われば、外国税額控除の申告書の作成は終わりです。

 




 

5.還付金

外国所得税控除を入力して、その他各自に必要な全ての確定申告の入力が完了すれば、自動計算して外国税控除額の還付金を出してくれます。

結果は

13,611円の還付でした。

 

6.まとめ

外国所得税は31,565円でしたが、結果として還付金は13,611円で半分も返ってきませんでした。ちなみに該当年度のR3年の所得税の支払いは、総額200,656円でした。所得税が少ないと全額は返ってこないそうなので、還付金がいくらになるかは、その年に支払った所得税に左右されそうですね。

 




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