NASDAQ100に2倍のレバレッジを掛ける商品、通称レバナス。今年は予想以上に下落が続いています。インフレによる金融引き締め+先行きの見えないロシア戦争などの悪い要因が重なり、市場には総悲観になりつつあります。金融引き締めは投資が重要なハイテク株には資金調達の面で特に悪い年度となり、現在積み立てているレバナスには多大なるダメージを与えています。2022年5月13日時点の楽天レバナスと大和レバナスの成績を確認したいと思います。
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1.投資商品と積立金額
レバナスはNISA枠で購入していますが、楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100の2商品を同時期に同じ金額積み立てて、パフォーマンスを比較しながら積み立ています。
2.楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
5月9日~5月13日までの一週間のパフォーマンスを確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を定期積立に設定しています。
表1.積み立て履歴
合計で155,500円投資しました。5/12の500円分は、楽天ポイントで購入しました。
表2.損益グラフ
NISA口座での買い付けを開始して4か月が経過。3/14日から一時反転しましたが、再度下落トレンドに入り抜け出せていません。5/6日追加で17,500円購入しています。
評価額:105,913円
損益:-49,587円
損益率:-31.88%
下落相場が続いており、損益金額はマイナス49,587円です。
今年からNISA口座で投資を始めていますが、下落相場でナンピン買いを続けています。あきらめずに定期的に積立投資を続けるのみです。
3.大和レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。NISA口座で楽天レバナスと大和レバナスを同時期に、同じ金額を購入していますので、価格や商品の優位性を比較、検証することができます。長期間積み立てて、どちらが良いのか。結果を見続けていきたいと思います。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも5月9日~5月13日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を定期積立を設定しています。
表1.購入履歴
現在までで、155,000円投資しています。
表2.損益グラフ
楽天レバナスと同様にNISA口座での買い付けを開始して4か月が経過。下落トレンドが続いています。
評価額:105,948円
損益:-49,052円
損益率:-31.64%
下落相場がつづいており、損益金額はマイナス32,416円です。
4.レバナスと代表指数NASDAQ100との損益率の比較
レバナスと代表指数NASDAQ100とのパフォーマンスを比較します。
比較対象期間:2022年1月7日~5月13日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数は1月6日からの価格がスタートとなります。
レバナスとNASDAQ100指数との損益率の比較
下落相場では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも下落率が低い。また、NASDAQ100に対して約1.85倍の変動率になっています。
レバナス同士の比較
損益の動きは楽天も大和も相関関係にあります。
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー44.77%(2022年1月7日:9,239円 → 5月13日:5,103円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー44.60%(2022年1月7日:38,736円 → 5月13日:21,460円)
下落相場では大和レバナスの方が強い?
基準価格での損益率比較では、大和レバナスの方が損失が少なくパフォーマンスが良いですね。上昇相場になった場合はどうなるのでしょうか。
NASDAQ100との比較
つづいてNASDAQ100指数の損益率は
NASDAQ100指数の損益率 ー24.23%(2022年1月6日 15765.36ドル → 5月12日 11945.67ドル)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は5月13日、NASDAQ100指数の前日の2022年5月12日との比較となります。
損益率の比較結果を見ると、代表指数に対して楽天レバナスは約1.85倍、大和レバナスは1.84倍 のマイナスの値動きをしています。
6.まとめ
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座にもっていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 397,495円
評価額 258,667円
損益 -138,828円
損益率 ー34.93%
昨年から投資していた特定口座と今年から投資をしているNISA口座を合計した結果は、大幅マイナスです。損失は二桁に達してしまいました。
基準価格との損益比較(2022年1月7日~5月13日)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー44.77%(2022年1月7日:9,239円 → 5月13日:5,103円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー44.60%(2022年1月7日:38,736円 → 5月13日:21,460円)
マイポートフォリオレバナスの損益率 ー34.93%
基準価格の損益率よりマイポートフォリオの損益率は、10%程度アウトパフォームしています。下落相場が続いていることにより、年初に一括購入するよりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いの方が効果が高かった事になります。
いずれ来る上昇相場へ向けての仕込み時?
レバナスは年明け(1月4日)から現在までで、基準価格で50%下落しています。下落相場が続いている現在、特にレバレッジ投資をしている人には大きな精神的なダメージがあると思います。投資しても報われないような状況が続いていますが、安く買える時期だと考えて、定期積立を続行するつもりです。
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