米国株市場は今週は好調を続けるも、週末金曜日に4日ぶりに下落。ソーシャルメディア企業の決算が悪く、経済指標の内容が弱かったため、リセッション(景気後退)懸念が強まっています。ソーシャルメディア企業ではツイッターの減収、スナップの決算が悪く、広告収入をメインに運営している他社の株価も大幅連れ安となりました。私の保有しているグーグル株は-5.64%とポートフォリオに大ダメージを受けております。ハイテク企業で構成されているNASDAQ100は-1.8%と大幅安となりました。
さて、週末は大きく下落しましたが、今週はトータルでみるとNASDAQ100は好調でした。レバナスの成績はどうなったのか。運用成績を公開いたします。
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1.投資商品と積立金額
レバナスは2022年1月7日からNISA枠で購入していますが、楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100の2商品を同時期に同じ金額を積み立ています。
2.レバナス基準価格とNASDAQ100の比較
レバナスと代表指数NASDAQ100との損益率を比較します。
比較対象期間:2022年1月7日~7月15日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数1日前の1月6日からの価格がスタートとなります。
レバナスとNASDAQ100指数との損益率の比較
代表指数とレバナスの成績を比較
NASDAQ100指数の損益率 ー19.95%(2022年1月6日 15765.36ドル → 7月22日 12620.50ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー40.08%(2022年1月7日:9,239円 → 7月22日:4,830円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー39.73%(2022年1月7日:38,736円 → 7月22日:23,345円)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は7月22日、NASDAQ100指数は前日の7月21日との比較となります。
NASDAQ100は一週間で+5.3%、レバナスは+7.6%上昇しています。
下落相場でのレバレッジ商品は散々な結果になっていますが、下落相場では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも0.35%下落率が小さいという結果になっています。この幅はどんどん広がる傾向にあります。現時点では大和レバナスが優秀です。理由としては為替ヘッジ、レバレッジ率の違い、運用コストの差等に優位差があると考えられます。
3.レバナスの運用成績
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)の特徴と運用結果を公開します。
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
7月18日~7月22日までの一週間の運用成績を確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
合計で243,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の履歴は7/19日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
表2.損益グラフ
評価額:211,039円
損益:-31,961円
損益率:-13.15%
先週より12.75%上昇しています。
今後も引き続き定期的に積み立て投資を続けています。
続いて、大和レバナスの特徴と運用成績を公開します。
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。こちらも楽天レバナスと同様に積立投資をしています。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも7月18日~7月22日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
表1.積み立て履歴
合計で243,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の投資は楽天レバナスより1日遅れて7/20日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
楽天レバナスよりも1日遅れて購入されて理由としては、楽天証券と大和証券の祝日や営業時間の差等による、ズレが生じたのではないかと考えられます。
表2.損益グラフ
評価額:211,039円
損益:-31,961円
損益率:-13.15%
楽天レバナス同様に、今週は上昇モードです。
損益率は、大和レバナスの方が優位でしたが今回の最新の購入のタイミングが1日ズレた事によって、楽天レバナスの方が安い単価で買われたので、楽天レバナスの方が今回から損益率が良くなりました。
4.まとめ
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座に持っていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 572,995円
評価額 473,096円
損益 ー99,899円
損益率 ー17.43%
昨年から投資していた特定口座と今年から投資をしているNISA口座を合計した結果は、マイナスです。今週は大きな上昇モードとなり、損失は先週より12.03%減少しました。損失が年内に消える?ことを信じて定期積立を続けたいと思います。
レバナスの基準価格とマイポートフォリオの損益比較(2022年1月7日~7月22日)
ナンピン買い(ドルコスト平均法)の効果を確認します。
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー40.08%
大和レバナスの基準価格の損益率 ー39.73%
マイポートフォリオレバナスの損益率 ー17.43%
基準価格の損益率よりマイポートフォリオの損益率は、22.5%程度アウトパフォームしています。下落相場が続いていることにより、年初に一括購入するよりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いの方が効果が高かった事になります。
今後の動きは誰にもわかりませんので、愚直に決まった金額を定期積立で続け、来るべき上昇相場への下準備をしていきたいと思います。
来週はGAFAM決算が控えており、NASDAQ100においては波乱の相場になる可能性があります。どんな結果になろうとも、売却せずに保有をし続けます。
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