今週の大きな動きは、7月の米雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は前月比52万8000人増。伸びは市場予想を全て上回った。失業率は3.5%に低下し、約50年ぶり低水準。賃金の伸びは加速した。極めて好調な内容となったことで、金融当局としては需要とインフレを抑制するため数十年ぶりとなる積極利上げを継続する必要がありそうだ。今回の統計は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月会合で3会合連続となる75(0.75%)ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げに動く勢いを与る可能性が高い。利上げによる株価への悪影響は避けられそうもありません。
今週のレバナスの運用結果を公開したいと思います。
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1.投資商品と積立金額
レバナスは2022年1月7日からNISA枠で購入していますが、楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100の2商品を同時期に同じ金額を積み立ています。
2.レバナス基準価格とNASDAQ100の比較
レバナスと代表指数NASDAQ100との損益率を比較します。
比較対象期間:2022年1月7日~8月5日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数1日前の1月6日からの価格がスタートとなります。
レバナスとNASDAQ100指数との損益率の比較
代表指数とレバナスの成績を比較
NASDAQ100指数の損益率 ー15.56%(2022年1月6日 15765.36ドル → 8月4日 13111.74ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー33.65%(2022年1月7日:9,239円 → 8月5日:6,130円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー33.30%(2022年1月7日:38,736円 → 8月5日:25,837円)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は8月5日、NASDAQ100指数は前日の8月4日との比較となります。
NASDAQ100は一週間で+3.8%、レバナスは+5.7%上昇しています。
下落相場でのレバレッジ商品は散々な結果になっていますが、徐々に上昇を始めています。また、下落相場では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも0.35%下落率が小さいという結果になっています。この幅はどんどん広がる傾向にあります。現時点では大和レバナスが優秀です。理由としては為替ヘッジ、レバレッジ率の違い、運用コストの差等に優位差があると考えられます。
3.レバナスの運用成績
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)の特徴と運用結果を公開します。
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
8月1日~8月5日までの一週間の運用成績を確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
表1.積み立て履歴
合計で26万500円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の履歴は8/2日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
表2.損益グラフ
評価額:252,367円
損益:-8,133円
損益率:-3.12%
先週より8.81%上昇しています。
今後も引き続き定期的に積み立て投資を続けています。
もう少しでプラス領域も見えてきました。
続いて、大和レバナスの特徴と運用成績を公開します。
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。こちらも楽天レバナスと同様に積立投資をしています。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも8月1日~8月5日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
表1.積み立て履歴
合計で260,500円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の投資は楽天レバナスと同じ8月2日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
2.損益グラフ
評価額:252,058円
損益:-8,442円
損益率:-3.24%
楽天レバナス同様に、今週は上昇モードです。
損益率は、大和レバナスの方が本来優位であるはずなのですが、7月中旬の購入のタイミングが楽天レバナスより1日遅れた事によって、楽天レバナスの方が前回から損益率が良くなりました。楽天レバナスが大和レバナスより一日前に安い単価で購入された事が原因です。
4.まとめ
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座に持っていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 607,997円
評価額 560,710円
損益 ー47,287円
損益率 ー7.78%
昨年から投資していた特定口座と今年から投資をしているNISA口座を合計した結果は、マイナスです。今週は先週に引き続き、大きな上昇モードとなり、損失は先週より8.6%減少しました。損失がかなり減少してきました。プラスに転じる日も近いのかもしれません。
レバナスの基準価格とマイポートフォリオの損益比較(2022年1月7日~8月5日)
ナンピン買い(ドルコスト平均法)の効果を確認します。
NASDAQ100指数の損益率 ー15.56%(2022年1月6日 15765.36ドル → 8月4日 13111.74ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー33.65%(2022年1月7日:9,239円 → 8月5日:6,130円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー33.30%(2022年1月7日:38,736円 → 8月5日:25,837円)
マイポートフォリオレバナスの損益率 ー7.78%
基準価格の損益率よりマイポートフォリオの損益率は、25%程度アウトパフォームしています。下落相場が続いていることにより、年初に一括購入するよりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いの方が効果が高かった事になります。
今後の動きは誰にもわかりませんので、愚直に決まった金額を定期積立で続け、来るべき上昇相場への下準備をしていきたいと思います。
今週末に米雇用統計が予想より好調だったことにより、FRBによる金利の大幅な利上げが控えています。金利の上昇と逆相関するNASDAQ100には逆風が吹きそうです。今後も弱い相場はまだまだ続きそうなので、愚直に定期積立を続けていきます。
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