S&P500種は四半期ベースでは3期続落と、2009年以来最長の連続安となった。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で3会合連続の大幅利上げが実施され、金融当局者がさらなる痛みを相次ぎ警告する中でリスク資産は売られている。
リスク資産の暴落は続いています。その最たるリスク資産であるレバナスは、暴落にレバレッジが2倍掛かり、大きな痛みを感じています。さて、この暴落相場でレバナスはいくらの損失を叩き出しているのか。確認したくないですが、毎週の事なので確認していきます。
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1.投資商品と積立金額
レバナスは2022年1月7日からNISA枠で購入していますが、
①楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と
②大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100
の2商品を同時期に同じ金額を積み立ています。
二つの商品のパフォーマンスをみていきます。
2.レバナス基準価格とNASDAQ100の損益率
まずレバナスと代表指数NASDAQ100の損益率を比較をします。
比較対象期間:2022年1月7日~9月30日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、NASDAQ100指数は1日前の1月6日~9/29日の価格が比較対象となります。
6月中旬を底にして、上昇基調が続いていましたが、インフレ・金利の上昇ムードでまた悲観的になり、8月中旬から再び反落していました。その後9月頭に底打ちし、下落に歯止めがかかりました。ところが追加利上げ、リセッションの確立が高まり続け、株価はまた下落ムードに入り、止まらずズルズルと下がり続けています。
代表指数とレバナスの成績を比較
NASDAQ100指数の損益率 ー29.15%(2022年1月6日 15765.36ドル → 9月29日 11168.99ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー54.50%(2022年1月7日:9,239円 → 9月30日:4,204円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー54.22%(2022年1月7日:38,736円 → 9月30日:17,735円)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は9月30日、NASDAQ100指数は前日の9月29日との比較となります。
現時点では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも0.28%下落率が小さいという結果になっています。どんどん差が広がっています。現時点では大和レバナスが優秀です。理由としては為替ヘッジ、レバレッジ率の違い、運用コストの差等に優位差があると考えられます。
1週間の価格の変動率はNASDAQ100がー2.87%、レバナスはー8.30%となっています。
3.レバナス2種類の運用成績
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)の特徴と運用結果を公開します。
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
9月26日~9月30日までの一週間の運用成績を確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
①積み立て履歴
合計で313,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の履歴は9/16日に17,500円の定期積立購入を実行しました。
②損益グラフ
評価額:313,000円
損益:-99,001円
損益率:-31.63%
先週からー6.11%になりました。
今後も引き続き定期的に積み立て投資を続けています。
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。こちらも楽天レバナスと同様に積立投資をしています。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも9月26日~9月30日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
①積み立て履歴
合計で313,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の投資は楽天レバナスと同じ9月16日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
②損益グラフ
評価額:213,923円
損益:-99,076円
損益率:-31.65%
楽天レバナス同様に、今週も下落モードです。先週比でー6.27%
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座に持っていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 712,996円
評価額 466,539円
損益 ー246,457円
損益率 ー34.57%
昨年から投資していた特定口座と、今年から投資をしているNISA口座を合計するとマイナスです。9/30(金)はNASDAQ100指数は下落(ー1.73%)していることから来週月曜日にレバレッジ2倍が掛かった額が反映されます。
バナスの基準価格とマイポートフォリオの損益比較(2022年1月7日~9月30日)
ナンピン買い(ドルコスト平均法)の効果
定期積立していることから、購入方法はドルコスト平均法です。
代表指数、基準価格、マイポートフォリオとの比較をします。
NASDAQ100指数の損益率 ー29.15%(2022年1月6日 15765.36ドル → 9月29日 11168.99ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー54.50%(2022年1月7日:9,239円 → 9月30日:4,204円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー54.22%(2022年1月7日:38,736円 → 9月30日:17,735円)
楽天レバナスと大和レバナスの損益率平均値 ー54.27%
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は9月30日、NASDAQ100指数は前日の9月29日との比較となります。
マイポートフォリオレバナスの損益率 ー34.57%
基準価格の損益率よりマイポートフォリオの損益率は、19.7%程度アウトパフォームしています。下落相場が続いていることにより、年初に一括購入するよりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いの方が効果が高かった事になります。
しかしながら、損失金額は過去最高になり、激しく痛いです。今後もグロース株は売られる傾向があり、マズイ展開は続きそうですね。
低迷期が続いていますが、今後の動きは誰にもわかりませんので、愚直に決まった金額を定期積立で続け、来るべき上昇相場への下準備をしていきたいと思います。
投資は悲観的な時に入金できるかがカギとなってきます。頑張って積み立てていきましょう。
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