【米国市況】円が乱高下、介入実施か-国債利回り下げに転じて株反発
21日の米金融市場は株式、国債、為替の各相場が大きく揺れる展開となった。外国為替市場では、円が対ドルで2020年3月以来の大幅反発。政府・日銀が円を押し上げるため再び介入したと、日本経済新聞は関係者の話として伝えた。
為替介入で円安を遅らせる目的がある。などの意見もありますが、確かに円安が止まる理由にはなりません。日米金利差が開く以上、円安は止まりません。金融緩和をやめられない日本は、いままで何も成長してこず、借金だけが膨らみ続けたツケを払っています。世界から見て円の価値が下がっている。円の価値を上げるには何をしたらいいのか?を考えない限りは円安は止まらないのではないでしょうか。
米国市場は最終日に反発しています。ハイテク大手、GAFAMの決算が控えており、この決算によってレバナスの運命もある程度決まりそうです。さて、今週の運用結果を確認していきたいと思います。
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1.投資商品と積立金額
レバナスは2022年1月7日からNISA枠で購入していますが、
①楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と
②大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100
の2商品を同時期に同じ金額を積み立ています。
二つの商品のパフォーマンスをみていきます。
2.レバナス基準価格とNASDAQ100の損益率
まずレバナスと代表指数NASDAQ100の損益率を比較をします。
比較対象期間:2022年1月7日~10月21日まで
投資信託は1日後に価格が反映されるので、NASDAQ100指数は1日前の1月6日~10月20日の価格が比較対象となります。
代表指数とレバナスの成績を比較
NASDAQ100指数の損益率 ー29.93%(2022年1月6日 15765.36ドル → 10月20日 11046.57ドル)
楽天レバナスの基準価格の損益率 ー56.07%(2022年1月7日:9,239円 → 10月21日:4059円)
大和レバナスの基準価格の損益率 ー55.74%(2022年1月7日:38,736円 → 10月21日:17143円)
※投資信託はNASDAQ100指数の値動きに対して1日後に反映されるので、投資信託は10月21日、NASDAQ100指数は前日の10月20日との比較となります。
現時点では大和レバナスの方が楽天レバナスよりも0.33%下落率が小さいという結果になっています。どんどん差が広がっています。現時点では大和レバナスが優秀です。理由としては為替ヘッジ、レバレッジ率の違い、運用コストの差等に優位差があると考えられます。
週間変動率
1週間の価格の変動率はNASDAQ100が+0.15%、レバナスはー0.18%となっています。
6月中旬を底にして、上昇基調が続いていましたが、インフレ・金利の上昇ムードでまた悲観的になり、8月中旬から再び反落していました。その後9月頭に底打ちし、下落に歯止めがかかりました。ところが追加利上げ、リセッションの確立が高まり続け、株価はまた下落ムードに入り、止まらずズルズルと下がり続けています。
3.レバナス2種類の運用成績
楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)の特徴と運用結果を公開します。
楽天レバナスの特徴
楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。
①管理手数料:0.77%
②為替ヘッジ有
管理手数料は高めに設定されています。
為替ヘッジは有り。円安の利益は受けられず、円高の損失を受けない商品です。
楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)
10月17日~10月21日までの一週間の運用成績を確認していきます。
今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座メインで資金を投入しています。
①積み立て履歴
合計で348,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の履歴は10/18日に17,500円の定期積立購入を実行しました。
②損益グラフ
評価額:348,000円
損益:-107,230円
損益率:-30.81%
損益率は先週から+1.47%になりました。
今後も引き続き定期的に積み立て投資を続けています。
大和レバナスの特徴
大和レバナスの正式名は大和アセットマネジメント株式会社の商品である、iFreeレバレッジNASDAQ100の事です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。こちらも楽天レバナスと同様に積立投資をしています。
①管理手数料:0.99%
②為替ヘッジ有
年間の手数料は0.99%で楽天レバナス0.77%よりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。
大和レバナスの運用成績
大和レバナスも10月10日~10月14日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。
こちらも楽天レバナスと同じで今年2022年1月7日からNISA口座で購入を開始しています。特定口座にも若干保有しています。
①積み立て履歴
合計で348,000円投資中です。投資金額は、毎月1日に17,500円、15日に17,500円の計35,000円を毎月2回に分けて定期積立を設定しています。
最新の投資は楽天レバナスと同じ10月18日に17,500円の定期積立購入を実行しています。
②損益グラフ
評価額:348,000円
損益:-107,023円
損益率:-30.75%
大和レバナスも下落モードは続いています。
損益率は先週比で+1.49%です。
保有資産の楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座に持っていますが、全ての口座を合計すると
投資金額 782,996円
評価額 519,051円
損益 ー263,945円
損益率 ー33.71%
昨年から投資していた特定口座と、今年から投資をしているNISA口座を合計するとマイナスです。10/21(金)はNASDAQ100指数は上昇(+2.66%)していることから来週月曜日にレバレッジ2倍が掛かった金額が反映されます。
今週のように、来週も厳しい結果が予測されます。GAFAM決算の結果に左右される、波乱の一週間になりそうです。
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