Meta株マイナス26%。約27兆円消失 世界のハイテク株に売り波及
2022年2月3日。メタ(旧フェイスブック)の過去最大規模(約27兆円の損失)と言われる大暴落が起こりました。決算内容はそれほど悪くないが、上昇を続けていたFacebookユーザー数が初の減少。これまで右肩上がりでユーザー数を増やしていましたが、フェイスブックの将来性に対して市場の失望は想像以上であり、ナスダック100の暴落という事態を引き起こしてしまいました。巨大企業の決算ミスの恐ろしさを、身をもって知る機会になりました。
フェイスブックはインデックス商品にも幅広く分散投資されており、その損失の影響を幅広く与えております。NASDAQ100関連企業に及ぼした負の影響は計り知れません。
私はGAFAMの中で、Facebookだけはどうしても買う魅力を見いだせなかったので、個別株では持っておりませんでしたが、レバナスなどのインデックス商品はもっていますので、その影響をモロに受けました。
ハイテク株の下落はネットフリックスの決算ミスが引き金となり始まりました。その後apple、Microsoft、googleの良好な決算で下落続きのナスダックをリバウンドさせてくれるかとおもいましたが、メタの暴落によってハイテク関連銘柄ともども、奈落の底に引きずり込んでくれました。
さて、【メタショック】で特にメタメタに叩きのめされた、レバレッジ商品達のパフォーマンスを見てみたいと思います。
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1.証券会社からのメール
保有商品が、5%以上下落した時に送られるメールが私のメールアドレスに届きました。
―8.28%
NASDAQ100の下落は1日でー4.22%だったので、まあそうでしょうと思いました。
でも一日でこのマイナスは、ちょっとへこみます。普通に考えたら、大暴落ですよね。
さて、見たくない損失額を見てみます。
2.楽天レバナスのパフォーマンス
レバナスは楽天の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和のiFreeレバレッジNASDAQ100を同時期に同じ金額積み立てて、パフォーマンスを確認しています。
まずは楽天レバレッジNASDAQ-100からです。
特定口座とNISAの両方をもっています。
特定口座
まずは特定口座の成績です。
ー22.22%でした。
でも先週のマイクロソフト決算前よりも値段が上がっています。
グーグル、アップル、マイクロソフトの3社で底上げしてくれた効果までは打ち消されていないようです。
現時点では46,167円投資して、
損益は、―10,482円でした。
でもね、先週の方がどん底の―25.35%で実は悪かった。巨大ハイテク企業3社の上昇効果が、メタ1社の損失の影響を上回ったようです。
先週比+3.13%で少しプラスになっております。
NISA口座
NISA口座では今年2022年から投資を開始しているので、特定口座よりも後から買っています。
NISA開始。1カ月保有してー11.54%。
毎月1日に定期積立しています。
そのほかにもタイミングをみて追加投資を毎月行うつもりです。
レバレッジ商品では、いつ拾うかが重要な局面になりそうです。
現時点で
50,000円投資して、
資産額は44,229円
損益はー5,771円という結果です。
先週の底値よりも若干プラスになっています。
下落中の買い増しもあってか、先週比+8.06%です。
3.大和レバナスのパフォーマンス
つづいては大和のiFreeレバレッジNASDAQ100です。こちらも特定口座とNISA口座を持っていますので、特定口座から見てみます。
特定口座
5か月保有してー14.64%。
38,832円投資して、
資産額は33,147円
損益はー5,685円という結果です。
楽天レバナスより保有期間が長いので、価格の低いときに買った積み立て分の利益によって、楽天レバナスよりマイナスが少ないと思います。
先週よりも若干回復し、先週比+5.46%です。
NISA口座
続いてはNISA口座です。楽天レバナスと同時期に、同じ金額を購入し続けます。
1カ月間保有して―11.48%
50,000円投資して、
資産額は44,259円
損益はー5,377円という結果です。
先週比∔10.02%です。
4.楽天レバナス VS 大和レバナス
同金額、同時期に購入しているNISA口座での比較です。保有期間は1カ月間です。
損益率
楽天レバナス ー11.54%
大和レバナス ー11.48%
その差0.06%。
大和レバナスの方が、損失が0.06%少ないです。
この差が長期間になった時に、どういう結果を生むのか。
長期的に注視していきたいと思います。
損益
楽天レバナス、大和レバナスに50,000円ずつ投資した場合の損益を比較します。
楽天レバナス ー5,771円
大和レバナス ー5,377円
その差394円
大和レバナスの方が394円損失が少ないという結果になりました。
現時点では大和レバナスに軍配が上がっています。
5.楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計
楽天レバナスと大和レバナスの投資結果を合計すると
投資金額 185,997円
資産額 158,320円
損益 ー27,677円
ー14.88%
という結果でした。
パフォーマンスはやはり良くないです。
6.iFreeレバレッジS&P500
S&P500にもレバレッジ2倍投資をしています。
こちらも大きく下落しつづけています。メタの影響をもちろん受けております。この商品の元となるS&P500はこの日に2.44%下落しました。iFreeレバレッジS&P500は、ほぼ2倍の4.76%下落しています。
値動きを見てみます。
特定口座
まずは特定口座から
5か月保有して―1.46%
50,499円投資して、
ー738円という結果です。
先週比+5.33%
一瞬プラス領域に行きましたが、メタに引きずり降ろされ再度マイナスに転落です。
NISA口座
続いてはNISA口座です。
1カ月保有してー5.73%。
45,000円投資して、
ー2,581円という結果です。
先週比+7.35
特定口座とNISA口座を合計すると、
資産額は92,180円
損益はー3,319円
損益率はー3.48%
でした。
S&P500レバレッジは、プラス圏に再突入できる可能性が見えてきました。
こちらも引き続き定期的に積み立てていきたいと思います。
6.代表指数との比較
2022年1月7日から購入したNISA口座との比較です。
投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数は1月6日からの価格がスタートとなります。
NASDAQ100
2022年1月6日 15592.19ドル 2月3日 14501.11ドルまで下落。投資信託は1日後に反映なので、1月7日~2月4日で比較となります。
NASDAQ100 ー7.00%
楽天レバナス ー11.54%
大和レバナス ー11.48%
結果を見ると、下落幅は2倍に達しておりません。
現時点で1.64倍の下落幅であり、レバナスは代表指数NASDAQ100の2倍の値動きになっていませんでした。
S&P500
2022年1月6日 4696.05ドル 2月3日 4477.44ドル。投資信託は1日後に反映なので、2022年1月7日~2月4日で比較となります。
S&P500 ー4.66%
iFree S&P500 ー5.73%
こちらもレバナスと同じく2倍よりあきらかに少ない1.22倍の下落率であり、異常に少ない数値です。為替の影響なのでしょうか。それともボラティリティが激しい相場では2倍になりにくいのでしょうか。
7.まとめ
メタの暴落の影響は非常に大きく、APLL、google、Microsoftの巨大ハイテク企業3社分の好決算の影響を、1社の暴落でほぼチャラにしてしまっています。
このような値動きから考えられることですが、今の相場は【悲観的】と判断される
のではないでしょうか。
もしも仮に、他の巨大企業であるアップル、マイクロソフト、グーグルまでもが大きな決算ミスをしていたら・・・・・考えたくありませんが、コロナショック級の下落が起きていたかもしれません。
それほど今のマーケットは悲観的になっており、下落のリスクが高まっているといっても過言ではないでしょう。今のNASDAQ100は暴落と隣り合わせなのかもしれません。
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