ギャンブル枠であるレバレッジ投資。好調時であればウハウハであり、一攫千金を夢見ることも可能かもしれませんが、自分の身の丈に合った金額でないと下落相場でのボラティリティに耐えられずに退場してしまいます。現時点でレバレッジ商品を4種購入していますが、現状把握を含め、トータルでの投資額と損益を確認してみます。

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１．投資商品

レバレッジ２倍投資　レバナス

レバナスは米国指数、NASDAQ100の２倍の値動きをすることを目標に作られています。

①楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100

②大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100

の２商品を購入しています。

レバレッジ２倍投資　iFreeレバレッジS＆P500

大和アセットマネジメント株式会社の商品である③iFreeレバレッジS＆P500は、S＆P500指数の２倍の値動きをすることを目標に作られている商品です

レバレッジ3倍投資　SOXL

SOXL（Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF）は、フィラデルフィア半導体指数の3倍の値動きを目指すレバレッジ型米国ETFです。フィラデルフィア半導体指数とは、アメリカ合衆国の株価指数でSOX指数とも呼ばれています。

以上4種類の商品を購入しています。

これらの商品を選定した理由。

レバナスとレバレッジS＆P500に投資した理由

米国は人口が伸び続け、今後２０～３０年は世界経済を支配し続けながら、市場が伸びる可能性が極めて高いと考えています。米国市場の主要指数である、ハイテクグロース株で構成されているNASDAQ100と優秀な大企業で占めらている主要指数のS＆P500は、伸び続けるのは想像に難くありません。伸びる指数であれば、レバレッジ２倍程度をかけておけば、大きな損失を被らず、値上がり益を最大限享受できると考えてのことです。

SOXLに投資した理由

今後の半導体需要が伸びることは避けられず、投資家たちは投資を続けています。ただ価格が上がり続けている半導体業界には手が出しづらく、見ているだけでした。今年に入ってからは金融引き締めが始まり、ロシアのウクライナ侵攻などで世界市場が下落相場になり、SOXLの価格が大幅に落ちてきました。そろそろ買い時かと思い立ち、投資をスタートしました。

２．現在の損益

レバナスの損益

楽天レバナスと、大和レバナスの合計が以下です。

投資金額	¥326,996
資産額	¥275,163
損益	-¥51,833
損益率	-15.85%

レバレッジ2倍は損失も2倍です。

レバレッジS＆P500

投資金額	¥130,499
資産額	¥124,670
損益	-¥5,829
損益率	-4.28%

こちらも損失が出ていますが、レバナスよりは大分少ないです。

金融引き締めのデメリットを大きく受けるハイテクグロース株の比率がNASDAQ100と比べて少ないことが影響しているようです。

SOXL

半導体業界も成長産業でありますので、金利の上昇の影響を受け価格が下落しています。

投資金額	¥242,052
資産額	¥200,764
損益	-¥41,288
損益率	-17.06%

３倍ブルであるので、２倍のレバナスやレバレッジS＆P500よりも大きく下落しています。3倍ブルは上昇にせよ、下落にせよ非常に破壊力がありますので、取り扱いは慎重に。

３．レバレッジ投資の合計金額

合計金額	¥699,547
損益	-¥98,950
損益率	-12.39%

約７０万円投資して、98,950円の損失です。

4．まとめ

損益率でみればレバレッジ投資はー12.39％と非常に大きなマイナスになってしまっているので、本来であれば大きな損失です。しかしポートフォリオ全体としてみれば、投資した比率は2.1％であり、損失を出しているものの、精神的にはそこまで大きな負担になっていません。今後も継続して購入を計画していますが、この比率が大きくなっていけばいくほど、精神的な負担は計り知れなくなってきます。個人的にレバレッジ枠は資産の10％以下の比率に抑えたいと思います。比率は個人差があると思います。レバレッジ枠に全力投資される鉄の心臓をお持ちの方、1％以下にしたいという安全志向の方。レバレッジ投資は不要の方などいろいろといると思いますが、自分に合ったポートフォリオを組んで投資を楽しんでいきたいと思います。レバレッジ投資には夢を見てしまうんですよね。ですが投資で心理的負担が大きくなりすぎないように、レバレッジを掛ける金額には最大限注意していきましょう。