大暴落中。iFreeレバレッジS&P500【4月25日~28日の週間パフォーマンスと2022年の実績】




米国市場の下落トレンドは終わりません。そして私の保有しているレバレッジ商品達は吐き気がするほど暴落しております。今回はS&P500のレバレッジ2倍商品であるiFreeレバレッジS&P500の4月25~28日の週間パフォーマンスと、年初来のパフォーマンスを確認いたします。

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1.iFreeレバレッジS&P500の運用成績

iFreeレバレッジS&P500の特徴

まずはこの商品の特徴から。大和アセットマネジメント株式会社の商品であるiFreeレバレッジS&P500は、S&P500指数の2倍の値動きをすることを目標に作られている商品です。

①管理手数料:0.99%

②為替ヘッジ有

年間の管理手数料は0.99%と高めに設定されています。

為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響をあまり受けないように設定されています。為替ヘッジは円高になった場合は損失を回避できますが、円安の場合の利益は失います。日本は賃金が上がらず物価だけが上昇しており、景気が回復していませんので日銀は金融緩和を続行、アメリカは賃金が上がり、物価も上昇しているのでFRBは金融引き締めをして利上げをする方針です。こうなると長期的に円が売られる構図は変わりそうもありません。円安が進行している現在においては、為替ヘッジ無の方が将来的にも良い気がします。できれば為替ヘッジ有と、為替ヘッジ無の2商品を出してもらい、どちらか選べるようにしてほしいですね。



iFreeレバレッジS&P500の投資方法と運用成績(4月25日~4月28日)

今年2022年1月からNISA口座でiFreeレバレッジS&P500の購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、今後はNISA口座にメインで資金を投入していきます。毎月1日と15日に30,000円の定期積立をしています。一括でNISA枠全額買わない理由としては、今年は金融引き締めによる長期金利上昇が懸念されており、米国株式市場の伸びが鈍化することに加え、レバレッジ投資は通常よりリスクが高いので、ドルコスト平均法で、少額づつ定期積立しています。

それでは4月25日~4月28日の1週間のパフォーマンスを確認します。

表1.購入履歴

NISA口座での買い付けを開始して3カ月半。下落が止まりません。円安のメリットも享受できていませんので、マイナスの結果となっています。

 

現時点での評価額は85,358円

損益は-11,642円

損益率は-12.25%です。

 

①損益率の変移

先々週:-3.70% → 先週:-0.07% → -12.25%であり、下落相場の様相を見せています。4月頭は一時的に+に突入したのに一気に暴落です。

②損益

-11,642円の損失が出ています。

マイナス圏に突入中です。レバナスよりもマシですが、なかなかプラス圏に突入することができません。




2.代表指数とのパフォーマンス比較

2022年1月7日から現在までのレバレッジS&P500と代表指数S&P500とのパフォーマンスを比較します。

投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数は1月6日からの価格がスタートとなります。

S&P500指数とレバレッジS&P500との比較

レバレッジS&P500とS&P500指数との損益率を比較します。

代表指数との比較では、2倍前後の値動きをしています。

レバレッジ商品なので、当然マイナスも2倍になります。

すでに21.55%も下落していて、気絶相場になってきました。

 




3.まとめ

保有資産の損益の合計

レバレッジS&P500はNISA口座と特定口座に保有していますが、全ての口座を合計すると

投資金額 145,499円

評価額 126,492円

損益 ー19,007円

損益率ー11.55%

昨年から投資していた特定口座を含めてマイナスになっています。

今後も不安定な相場は続いていきますが、定期的に購入を続け、結果を注視していきたいと思います。世界経済は右肩上がりになると信じられれば、投資をやめること自体が損失になりますので。今が我慢の時だと思い、耐え続けます。

基準価格との損益比較(2022年1月7日~4月28日)

iFree レバレッジS&P500の基準価格の損益率 ー21.55% 

マイポートフォリオの損益率 ー12.25%

基準価格の損益率よりは大幅にアウトパフォームしています。現時点では年初の一括購入よりも、ドルコスト平均法、ナンピン買いを選択したため、その効果が出ています。上昇相場であれば、一括購入した場合に比べ、利益が大幅に少なくなっていたことでしょう。指数がマイナスだから必ずしも負けるわけではなく、いつ買うかという事の方が重要になるのです。


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