普通のサラリーマンが、新NISAで非課税マネーマシンを作る。20年後に生み出す収入はいくらになるのか?

新NISA口座を20年後に4%ルールで切り崩せば、非課税マネーマシンが完成する。

新NISAが始まって、投資する理由や投資先は人それぞれだと思います。私は成長枠はNASDAQ100、積み立て投資枠はオルカンに決めて投資を開始しました。これらを20年間寝かせてマネーマシンとし、老後を生きていくための余剰資金として活用したいと思っています。

では、今年から新NISAを始めた場合、20年後の期待リターンと、4%ルール(年間資産の4%切り崩すのであれば、元本は減らない確率が非常に高い)で切り崩した場合、毎月いくらの収入になるのか?普通のサラリーマンが、どれほどのマネーマシンを手に入れて裕福になれるのか?これを計算したいと思います。

20年後の2043年末のリターン予測

過去20年間のデータから、年間平均のリターンを出して、20年後にどの程度新NISA口座の資産が増えているかシミュレーションしてみます。

成長投資枠:ニッセイNasdaq100

実質コスト 0.321%

ナスダック100の5年間の平均年率 28.19%

※ニッセイNasdaq100は5年間の実績がまだないので、同様のインデックス投資信託である、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの5年平均から流用しました。

積み立て投資枠:オールカントリー

実質コスト 0.111%

オールカントリーの5年間の平均年率 17.45%

これらの数値をもとに、シュミレーションします。

最短5年で新NIAS1800万円全枠を埋められた場合

投資額には上限があり、1年360万円まで、1800万円の投資するには最短でも5年かかります。5年間でこの投資枠を埋めた場合、20年後2043年時の資産額と4%切り崩すときの年間収入はいくらになるのか?計算してみます。

成長投資枠:ニッセイNasdaq100

投資額はMAXで年初一括投資240万円、年率28.19%、運用コスト0.321%で運用した場合、20年間の資産の推移を計算しました。

10億突破、成長投資枠だけでビリオネアに💦

4%ルールで切り崩すと、¥41,999,678

毎年約4200万円の収入を手に入れられます。

この結果は出来すぎだと思うし、なんかあり得ないので年率28.14%を半分の14.07%で再計算しました。

少し保守的に、年率を過去の実績の1/2、14.07%にして再計算

年初一括投資240万円5年間。年率14.08%、運用コスト0.321%で運用した場合の、20年間の資産の推移を計算します。

それでも億ってしまう

成長投資枠では約1億2000万円の非課税資産を手に入れられる。

年間4%切り崩すと

年間で¥4,932,032の収入

約493万円の非課税収入を手にいれることができます。

こちらの方が現実的ですね。

それにしても複利のパワーは恐ろしい。

積み立て投資枠:オールカントリー

こちらも保守的に、過去の実績の1/2の年率、8.73%、運用コスト毎年0.111%とした場合、20年間の資産の推移を計算します。

投資金額はMAXの年120万円一括投資で5年間です。

積み立て投資枠では、約2600万円の非課税資産を手に入れる。

年間4%切り崩すと

年間で¥1,065,883

約106万円の非課税収入を手にいれることができます。

合計金額

最短5年で、NASADAQ100とオルカンに投資して、ほったらかしにした場合、

20年後には約600万円の非課税収入を、毎年得られるマネーマシンを作ることが出来ます。4%ルールならほぼ元本が減らないはずです。

こう考えると、さっさと投資して、時間を味方につけ、複利のパワーを早く得た方が、有利になることがわかりますね。

新NISAは有効的に、また長期的に運用できる商品に早めに投資してほったらかしておきましょう。

投資金額を半分の年間180万円とした場合。

年間180万円(月平均15万円)だと、1800万円の枠をうめるのに、10年間かかりますが、投資を20年続けた場合、資産と収入はどう変わるのか?

こちらも計算してみます。

NASADAQ100(年120万円/月平均10万円) 

20年後の資産額:¥94,074,650
4%切り崩し:¥3,762,986

オルカン(年60万円/月平均5万円) 

20年後の資産額:¥4,650,095
4%切り崩し:¥887,109

 

切り崩し収入は、年間合計で4,650,095円

約465万円

最短5年で投資するパターンと比べると、若干見劣りしますが、それでもすごい金額です。十分ですね。

投資金額をさらに半分の年間90万円とした場合。

年間90万円(月平均7.5万円)だと、1800万円の枠をうめるのに、20年間かかりますが、投資を20年続けた場合、資産と収入はどうなるのか?

こちらも計算してみます。

NASADAQ100(年60万円/月平均5万円) 

20年後の資産額:¥60,048,328
4%切り崩し:¥2,401,933

オルカン(年30万円/月平均2.5万円) 

20年後の資産額:¥15,946,402
4%切り崩し:¥637,856

切り崩し収入は、年間合計で3,039,789円

約303万円

20年かけて積み立て投資しても、303万円もの大きな金額が毎年入ってきます。

まとめ

新NISAという制度のおかげで、インデックス投資に余剰資金をぶちこんで、20年間ほったらかしにするだけで、非課税の最強のマネーマシンが手に入ります。インデックス投資をして、時間を味方にすれば、自分の未来も守れるようになるのです。資産とは、積み上げていくものだと思います。

※ただし、これらはあくまで過去データからのシュミレーションです。こような結果は保証するものでなく、世界経済が縮小するような事が起これば、この限りではありません。基本的に人は効率、生産性を追い求めるので、世界経済が縮小し続ける可能性は限りなく低いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です