毎月10万円の配当金あれば日々のキャッシュフロー改善が大幅に改善します。10万円あれば、贅沢しなければ遊興費もある程度まかなえますし、あまったお金は再投資してさらに配当金を増やすなど、選択肢が大きく広がります。このまま配当金を増やし続けることができれば、老後の年金だけでは不足しがちな生活費をカバーすることができるので、最終的な配当金は最低でも毎月10万円もらえるまでに増やしていきたいです。
未来の日本で容易に予想できるのが、下がっていく年金と上がっていく税金、社会保険料。もしも年金だけで配当等の副収入がなければ・・・死ぬまで働く未来が待っているかもしれません。
現在の投資額を把握し、あと何にいくら投資すれば達成するかを考えてみます。
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1.現在の配当金収入は月3.5万円
年間配当金の総合計
現在のポートフォリオから、配当金を年間で合計すると、422,946円(税引き後)もらえることになります。
現時点での毎月の平均配当金は、年間配当金を12か月で割って
35,245円となります。
内訳
①日本 137,281円
②米国 135,151円
③中国 118,215円
④インド 12,049円
⑤その他 20,249円
未来の成長性、投資家への還元率を考えていきますと、もっともリスクの少なく、増配の可能性がある
②の米国
への投資にフォーカスすることに決めています。
2.配当金収入を月4万円にするには。
米国株へ投資し、配当金を増やしていきます。現在3.5万円の配当金を得ていますが、次の目標である4万円に増額するためには年間で48万円の配当金が必要となり、あと6万円増額させる必要があります。
米国株ETFにフォーカス投資する。
現在の米国株のポートフォリオは以下です。金額は資産額を表しています。
ETFにフォーカス投資をします。
理由は多数の銘柄で構成され、分散投資されておりリスクが少なく、定期的に組み入れ銘柄を入れ替えてくれます。自分で考えなくてもプロがダメな銘柄を切り捨て、優良銘柄に切り替えてくれるわけです。多少の手数料が発生しますが、自分で数百銘柄をいちいち調べて、組み替える労力を考えれば微々たるものです。
投資先銘柄は6つ
①SPYD(配当利回り4.94%)・・・S&P500の中でも特に高利回りの金融、不動産など80社に分散投資
②HDV(配当利回り3.40%)・・・S&P500の中で財務が安定していて、平均以上の配当金を持続的に支払い可能な銘柄のうち上位74社
③VIG(配当利回り1.50%)・・・10年間増配してきた実力のある優良企業に投資する。291銘柄に分散投資しているETF
④VYM(配当利回り2.69%)・・・407もの企業に幅広く分散投資。有名企業に投資。投資先が多岐にわたり、低リスク
⑤QYLD(11.31%)・・・NASDAQ指数上昇で得られる値上がり益を捨てる代わりに、オプション料による収益を得る。上昇局面では利益が通常のNASDAQの上昇益より下回るが、下落局面には強い。
⑥XLYD(8.93%)・・・QYLDのS&P500版。現状はQYLDより配当パフォーマンスは下だが値上がり益は上。
どれも一長一短ありますので、バランス良く投資したいと思います。
各銘柄への投資比率
今後の比率は、QYLDとXYLD、VIG、VYMを増やします。SPDRとHDVは減らしていきます。円グラフの資産額になるように買っていけば、年間配当金は6万円増えて48万円となり、月平均4万円になります。※配当利回りが変わらないとした場合、税引き後で年間4.55%の配当利回りになります。
税引き後で6万円上げて、上記比率になるために必要な投資金額は、124万8千円となります。毎月10万円投資しても、1年弱かかるということです。
1年後にこうなっていることが理想です。
毎月5,000円配当金を上げるためには、毎月10万円の投資が必要ということです。
3.配当金収入を毎月5万円にするには。
同じように計算します。
同じような比率で投資していくと、月平均5万円の配当金を得るためには、税引き後で年間60万円の配当金が必要となります。
上記グラフの資産額になるように、各ETFを買っていくことになります。
必要な投資資金は392万8千円となります。
毎月10万円投資続けた場合に、今から39か月弱かかります。3年4か月です。
やっと5万円の配当金を毎月得られます。
毎月1万5000円の配当金を増やすのに、10万円投資し続けて3年4か月かかるということです。
4.配当金収入を毎月10万円にするには。
最終目標、10万円の配当金の得るための計算をします。
月平均10万円の配当金を得るためには、税引き後で年間120万円の配当金が必要となります。
上記金額になるように、各ETFを買っていくと、
必要な投資資金は1700万円になります。
毎月の配当金をさらに6万5000円増やすには、毎月10万円投資し続けても、17年かかる計算ですね。そう考えると途方もない気がします。
ただ、配当金もどんどん増えていくはずなので、その配当金で再投資を続ければ、実際に懐から出ていく投資金額は徐々に減っていくのですけどね。
また、配当金を全額再投資+毎月10万円を投資し続ければ、約11年5か月後に達成できます。
5.まとめ
配当金10万円までの期間
米国株6銘柄への分散投資を毎月10万円続けるとした場合、年間120万円投資すると、毎月4,550円の配当金の増額が見込めます。
配当金ゼロからスタートですと、毎月10万円投資して、毎月配当金10万円もらうためには22年くらいかかるということです。
この先金融所得税の課税もあり得るので、10万円もらえるにはもっと先の話になるかもしれません。米国株なので為替の影響も受けたり、増配、減配も考えられます。
配当金を10万円にする選択肢
①配当金+10万円を毎月投資して11年5か月
②10万円固定投資で17年投資
③ポートフォリオの値上がり益の大きいグロース株、投資信託、仮想通貨、つみたてNISA、NISA等の金融資産を売却し、資金を得て高配当株へ投資しなおす。
等が考えられます。
※配当金に頼らない場合は、③を少しづつ切り崩して生活費に充てる。という選択肢もあります。
何にせよ老後資金を確保するために月10万円の配当をもらうには、リスクも取りつつ期間もかかるので、とても大変な道のりです。投資していく中で、外部環境の変化などもあり、軌道修正すべき事もあるでしょうが、バランスよく考えていかなければならないでしょう。
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