NVIDIAに今から投資できない理由を分析。負け犬の遠吠えと思って聞いてください。

NVIDIAは成長が凄まじい。凄まじすぎて、手が出せない。

AI用の半導体関連銘柄で注目を浴び続けているNVIDA。

昔からその成長性や将来性から有望視されていた会社で、株価は天井しらずで伸び続けています。

買おう、買おうと思ってはいたものの、ここまでくると恐ろしくて手が出せなくなってきました。

現時点で時価総額は1.78兆ドルであり、日本円で267兆円(為替1$150円計算)もあります。

このすさまじさを数字で検証し、今後も上がり続けるのかを確認してみます。

株価成長率

5年間での株価の上昇を調べると、

39.34$ → 721.33$(※2024年2月9日時点)

5年間で18.33倍に上昇しています!!!

1年間での平均成長率は複利も考えると、+78.92%、株価が上昇していることになります。

時価総額

現時点での時価総額

1.78兆ドルであり、日本円で267兆円(為替1$150円計算)にもなります。

株価の上昇から5年前の時価総額

0.0971兆ドル、日本円で14.56兆円(為替150円計算)でした。

20年後のNVIDIAは?

仮に、この成長が続いたとすると

株価

721.33$(日本円108199.5円) → 81,535,836.53$(日本円12,230,375,400円)

一株買うのに1223億円用意しないと買えません。

ただし現実的にはこのようなことは無く、おそらく分割されるでしょう。

20年後の時価総額は?

 

NVIDIAがこの成長率を続けた場合、20年後の時価総額は

約$201兆3,860億9,491万7,406ドル

になると予測されます。

日本円で1ドル150円で換算すると

約3京208兆円

となります。

2022年のアメリカのGDPが

25兆4,627億ドル

2022年の世界のGDPが

約100兆5,620億ドルでした。

これを圧倒的に抜き去っています。

​ではアメリカと世界の20年後のGDPを予測すると、一般的な成長率を適用します。

アメリカと世界のGDPがそれぞれ年平均2.5%と3.5%の成長率を維持すると仮定した場合、

20年後には以下のようになると予測されます:

  • 20年後のアメリカのGDP予測: 約$41.72兆ドル
  • 20年後の世界のGDP予測: 約$200.10兆ドル

そう、アメリカと世界のGDPをNVIDIA1社が20年後に超えることになります。

このような事はあり得ないと思いますので、NVIDIAの過去の成長率のまま成長することは現実的に考えられないという事になります。

まとめ

これらの結果に加え、PERもすでに95.24と高く、割安であるとはどうしても思えません。

これはあくまで個人の見解であり、安い時に変えなかった負け犬の遠吠えであると思っています。ここまで高くなってしまって買えないので本当に悔しい思いをしています。

いや、まだまだ伸び続ける!割安だ!!!と考えられている方も当然おられると思います。20年後に答え合わせをしましょう。

私は個別株の新規購入はよっぽどのことが無い限り買わないので、全ての会社の平均をとるNASDAQ100に投資を続けていきます。