分散投資。リスクを減らすのにはもってこいです。極端なことを言えば、今後全体的に相場が上がると見込まれるなら、複数の株をランダムに買うだけで利益を上げることが出来るといいます。バフェットのように才能があり、分析出来る努力がある人は、大きな利益が出ると確信した個別銘柄に集中投資したほうが利益がでます。私にはその才能と時間をとれていないので、本当に考えて購入した個別株以外には大きな資金を投入せず、小額で分散投資をしようとおもいます。
しかし分散投資をやりまくった結果、自分の持ち株がどれくらい有り、どれくらい分散しているのかイマイチわからなくなってきました。そこで一度もっている資産を整理して、まとめてみたいと思います。
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資産の把握。
ざっと、書き出してみます。
1.米国株 9銘柄(個別7銘柄 ETF2銘柄)
2.米国債 3銘柄(ETF3銘柄)
3.米債権 1銘柄(ハイイールド債)
4.日本株 35銘柄(個別高配当株)
5.中国株 3銘柄(個別1銘柄 ETF2銘柄)
6.インド 2銘柄(ETF2銘柄)
7.新興国 1銘柄(ETF1銘柄)
8.投資信託 10銘柄
9..貴金属 5銘柄
10.仮想通貨 3銘柄
合計71銘柄
全部で71銘柄は多いほうなのですかね?一般的な平均より多いと思いますが。
ある程度分散投資が進んでいくと、自分がどんな資産をどれくらい持っているのか、その資産はいまどんな状況に置かれているのか。売り時や買い時がわからなくなることがあります。
銘柄数は日本株が圧倒的に多いですが、高配当個別銘柄を主に持っています。
日本株には便利な高配当株ETFがありません。自分で個別株を単元株、小額で多種類買うしかないので、多くなってしまいました。その結果、管理が大変に・・・。分散に意識が行くあまり、自分がよくわかっていない企業の株も買ってしまいました。
たくさん管理できる人は増やしてもいいと思いますが、増やせば増やすほど時間と手間が掛かります。
業種、コモディティ、国債、株がある程度分散されバランスよく購入できていれば、これ以上新規に増やす必要はなく、今後は自動的に分散投資をやってくれるETFや投資信託をメインに購入しようと思います。
ただし、本当のチャンスがあれば、新規に購入します。
分散投資のメリットとデメリット
分散投資のメリット
①リスクが分散され、壊滅的なダメージを受けなくなり、利益も平均的に出すことが出来る。トータルで損失を出す確率が減る。
②同じ状況で異なる値動きをする資産を入れて、危機時ダメージを減らす。(安全資産 国債・金など。)
分散投資のデメリット
①分散しすぎると、管理が大変。時間を失う。
②分散することを目的とすると、自分で分析し、理解できていない銘柄をポートフォリオに入れやすくなる。その結果リスクが増えて、利益が得られなくなる。利益率が下がる。
まとめ
この位の銘柄数で手一杯になってきました。個別株は選んだり、調べたりするのが面白いですし、配当や優待も魅力的です。しかし資産の種類が増えすぎると、その後の管理(その企業の動向、業績、内部情報、値動きのチェックなど)も大変になってきます。専業投資家であればできるかもしれませんが、他に本業がある人は、分散しすぎて銘柄を増やしすぎないようにしたほうがいいかも知れません。
ただし、分散の本当の意味は、同じ状況でも同じ値動きをしない資産でポートフォリオを組むことをいいます。銘柄数を増やすことではありません。株式だけでなく、危機が起こった時のために、
①安全資産である現金、国債、金、
②株式と違う値動きをするコモディティなど
を普段からバランス良く入れておくことは、大事なことです。同じジャンルの資産を複数持っていても、下がる時は全て影響を受け、分散している意味が無くなるからです。安全資産もしっかりとポートフォリオに入れておくべきでしょう。ただし、安全資産を入れすぎると、今度は好調時のリターンが減っていきますので、状況に合わせて比率を変えるのが良いと言われています。そのあたりは過去記事にまとめましたので、参考にしてみてください。
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