高配当株QYLD。7月の配当金が入金されました。
高配当株ＱＹＬＤの今月の配当金が発表され、入金されました。7月の配当金と過去の配当金の推移を確認していきます。配当金重視のQYLDと値上がり益重視のQQQとの利益の比較もしてみます。
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1．超高配当株QYLDのおさらい
まずは簡単に、QYLDのおさらいです。これらの商品の仕組みとしてはコールオプション（一定の価格買う権利）を売却し、オプション料を配当（分配金）としてもらうETFになります。これをカバードコール戦略といいます。値上がり益を得るよりも、分配金を重視した商品設計になっています。
QYLD（グローバルＸ NASDAQ100・カバード・コール ETF）とは
QYLDはNASDAQ100の商品に連動して値動きをしますが、値上がり益を犠牲にして、権利の売却益で配当金を貰う商品です。長期に渡って１０％以上もの配当利回りを誇っています。
2．QYLDの配当金
①QYLD 株価と配当金推移 ２０１７年１～２０２２年７月
QYLD 一株当たり配当金と株価
7月の配当金は、一株当たり0.1809ドルでした。2022年の配当利回りは現時点までの受け取り配当金を平均すると１２．５９％です。
QYLD配当金と株価の推移
配当金と株価です。7月は米国市場の好調な相場を受け、先月よりも株価が上昇しました。配当金も0.0074ドル上昇しました。
３．マイポートフォリオ。現時点でもらえる配当金予測
現在の私の持ち分です。（2022年7月末現在）
株数：２１８株
評価額：５３４，０６９円
１株当たり配当金：０．１８０９ドル
入金額:２９．０７ドル（３，９３３円）
年間配当金税引き後（予想）：３６２．４６ドル（４８，２０８円）
配当金は年間で、税引き後４万８２０８円もらえる予定です。
4．まとめ
今月もとても苦しい相場になりましたが定期積立を計画通り実行し、先月よりもQYLDを6株買い増ししました。
月当たり平均配当金は、円換算で４０１７円入ってくる計算になります。（※ドルー円の為替で変動します。）
引き続き毎月定期的に積み立てていき、配当金を増やして続けたいと思います。
５．QYLDとQQQに１０，０００ドル投資した場合の利益を比較
２０１７年1月に１０，０００ドル投資したと仮定して、2022年7月までの５年8か月間での、QYLDとQQQのパフォーマンスを比較してみます。
①QYLDの損益
①値上がり益
２０１７年１月株価 ２２．５０ドル → ２０２２年7月株価 １８．４２ドル
値上がり益＝ー１９．５６% → ー１９５６．３３ドル
※値上がり益はマイナスなので、税金はありません。
②配当金の合計額
＋５９４１．７５ドル
③損益合計
値上がり益＋配当金の合計額＝－１９５６.３３ドル（値上がり益）＋５９４１．７５ドル（配当金の合計）＝３９８５．４１ドル
１０，０００ドルを投資した場合、５年8カ月間で、３９８５．４１ドルの利益となりました。
利益率は、＋３９．８５％です。
②QQＱの損益
①値上がり益
２０１７年１月株価 １１９．３１ドル → ２０２２年7月株価 ３１５．４６ドル
値上がり益＝∔１３，１０１ドル（税引き後）
②配当金の合計額
＋７２８．０９ドル
③損益合計
値上がり益＋配当金の合計額＝１３，１０１ドル（値上がり益）＋７２８．０９ドル（配当金の合計）＝１３８２８．５９ドル
１０，０００ドルを投資した場合、５年８カ月間で、+１３８２８．５ドルの利益となりました。
利益率は１３８．２９％です。
③まとめ
５年８カ月前に１万ドル投資した場合の運用結果を比較すると
QYLD ＋３９．８５％
QQQ ＋１３８．２９％
であり、圧倒的にQQQに軍配が上がりました。
投資は自己責任ですが、QQQの方が利益面では有利となりますので、過去の結果からすると、QYLDよりもQQQの方が良いパフォーマンスを上げています。
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