超高配当株として知られる、QYLDとXYLD。日々のキャッシュフロー改善のために高配当株に投資をしていますが、この二つの商品は特に高配当です。
仕組みとしてはコールオプション(一定の価格買う権利)を売却し、オプション料を配当(分配金)としてもらうETFになります。これをカバードコール戦略というそうです。値上がり益を得るよりも、分配金を重視した商品設計になっています。
コールオプションとかやったことがある人は理解できるのでしょうが、今までそのような取引をしたことが無い人にはわかりにくいです。実際私もコールオプションはやったことが無いので、よくわかっていません。わかっていてもわかっていなくても、高配当株という位置づけでいいのではないでしょうか。
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QYLDはNASDAQ100の商品に連動して値動きをしますが、値上がり益を犠牲にして、配当金を出すことによって、10%以上もの配当利回りを誇っています。XYLDはS&P500に連動し、こちらも値上がり益を犠牲にし、配当金を出してくれます。
昨今、金融引き締めによる金利の上昇、ウクライナ危機によって下落相場が続いていますが、一般的に下落相場に強いといわれるQYLDとXYLD。年初来のパフォーマンスを確認してみたいと思います。
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1.NASDAQ100とQYLDのチャートとの比較。
(1)NASDAQ100
2022年年明けからの悪夢のスタート。15%もマイナスになっています。
ここまで下がるとは想像していませんでした。
(2)QYLDの価格チャート
NASDAQ100に追従するのですが、前評判通り下落相場には強そうですね。下落率はNASDAQ100よりも34.64%少ないという結果になりました。
でも10%近く下落していますので、1年間の配当金に匹敵するくらいの損失になっております。
(3)現時点のQYLD保有状況と配当金
銘柄 | 現在株価 | 株数 | 資産価格 | 損益 | 配当利回り | 一株配当 | 配当金(年) |
QYLD | $20.09 | 92 | ¥212,626 | -¥14,830 | 11.55% | $2.32 | ¥17,609 |
下落は続いていますが、買い増しを続けており、持ち株数は92株となっています。配当利回りは驚異の11.55%。年間配当金は予想では17,609円(税引き後)になる予定です。
損益がすでにマイナス14,830円です。配当金1年間でぎりぎり補填できる損失金額です。厳しい戦いが続いています。
2月は11,832円買い増ししています。
2.XYLDとS&P500の価格チャートの比較
(1)S&P500
まずはS&P500指数の下落率です。
NASDAQ100よりもマシですが、かなりの下落です。
(2)XYLD
こちらもS&P500指数よりも下落率は小さいですね。前評判通り、下落時には強さを発揮しそうです。
下落率はS&P500指数よりも45.12%少ない結果になりました。
QYLDよりも下落相場に強いという結果になりましたね。
(3)現時点のXYLDの保有状況と配当金
銘柄 | 現在株価 | 株数 | 資産価格 | 損益 | 配当利回り | 一株配当 | 配当金(年) |
XYLD | $48.15 | 18 | ¥99,705 | -¥1,303 | 8.52% | $4.10 | ¥6,089 |
損失は少なく、配当金の方がまだ+領域に達しています。
下落相場ではXYLD、とても優秀じゃないでしょうか。
下落は続いていますが、買い増しを続けており、持ち株数は18株となっています。配当利回りは8.52%。年間配当金は予想では6,089円(税引き後)になる予定です。QYLDに比べてしまうと、配当利回りは若干見劣りしてしまいますが、8%越えは個人的には十分すぎると思います。2月は11,277円買い増ししています。
3.まとめ
QYLD、XYLDは前評判通り、代表指数よりも下落率が少ないことがわかりました。
ただこの二つの商品を比較すると、素人目線ではありますが、XYLDの方が配当金が少ないのはありますが、下落率がとても少なくリスク時には優秀に見えてきました。
今まではQYLDを70%、XTLDを30%くらいの比率で買っていこうかと考えていましたが、リスクを減らし、分散するために50%50%の比率で買っていくのもありかな、と思うようになりました。
上昇相場になった時に、どのようなパフォーマンスになるのか。配当金が積み重なっていくと利益率はどうなっていくのか。この辺りも興味があります。引き続き同じ金額を買い増していき、状況を見ていきたいと思います。この二つの商品は、ドルを生み出すマネーマシンとして活躍してもらうためにどんどん買い増ししていきたいと思います。これからくるであろう、超高齢化社会、苦しい老後に備えて・・・。
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