大多数の個人投資家が、合理的になれない理由はこのバイアスにある。

世の中は自信過剰と過度の楽観に満ちている。

個人投資家は上昇相場になると、すべて自分の判断が正しいと思う。ところが下落相場になると、自分の判断が間違っていたことを認めず、人のせいにしたり他の理由に責任転嫁する。

これは我々人間にはびこるバイアス(思考のエラー、思い込み)が原因とされ、投資判断に悪影響を及ぼします。

バイアスにはたくさんの種類がありますが、特に投資判断に悪影響を与えるであろうバイアスをご紹介します。

投資家にはびこるバイアスの種類

①自信過剰バイアス

自分は他人よりも優れている。上位50%以上、平均以上のはずだ。

人はそのような思考になりがちです。

実際に自分は平均以上だと考えている人は、全体の80%~90%もいるようです。人は自分が下位50%以内に決していない。そのように考えます。

このバイアスは自信過剰バイアスと言われます。投資家に与える影響として、将来の株価の予測を自分はかなりの精度で当てられると予測し、また楽観的に考えてしまうので、将来がバラ色に見えてしまうのです。

その結果、投資のプロたちを抑え込んで、市場平均を上回ることができると思い込み、自分が惚れ込んだ特定の銘柄に、過剰に投資する傾向があります。

将来の予測は本当に難しいはずなのに。特に上昇相場でこの考え方は顕著になります。

 

②後知恵バイアス

個人投資家が自信過剰に陥りやすい理由として、後知恵バイアスと呼ばれると思います。

これは過去の成功体験が偶然だったにもかかわらず、自分の判断が正しかった結果だ!自分の判断他人よりも優れている!

そのように偶然の結果だったにもかかわらず、後から自分の判断の正当性を作り出し、その幻想を信じて疑わなくなってしまうのです。その結果、ますます自信過剰となり、無駄なリスクをとって、運に任せた投資を行ってしまいます。

③将来性バイアス

これも上記に関連するバイアスですが、現在成功している企業は、将来もずっと安泰である。

このような考えに陥りやすくなります。

現在市場を席巻しているGAFAM。

20年前を考えてみると、時価総額ランキングで生き残っている企業はMのマイクロソフトだけです。

その他の企業は軒並み淘汰され、入れ替わっています。

今話題のFANG+など、ビッグテックに集中投資する投資信託もありますが、過去のデータを分析すると、20年後に上位に居続ける可能性のある企業は、むしろ少ないのではないか?
このバイアスに掛かっていないかを考えたうえで、投資を決定する必要があります。

 

まとめ

以上を踏まえると、個人投資家が自信過剰になる理由はこれら3つのバイアスの影響を大きく受けていると考えられています。

これらのバイアスは、投資家が市場の不確実性を過小評価し、自身の判断や予測の正確性を過大評価することにつながります。その結果、市場の動きに対して適切に対応できず、最終的には損失を招くリスクが高まります。

個人投資家は、これらのバイアスを覚えておくことで、冷静な分析と客観的な評価を心がけることが出来ます。全力リスク・集中投資する投資家は、これらのバイアスにとらわれていないか、しっかりと分析したうえでの結論なのかを自問自答したうえで決定すれば良いと思います。

 

個人的な結論。

やっぱり一番良いのは市場平均に勝とうとせず、インデックス投資をメインに据え置く事かと思います。リスクを取って個別株やFANG+を買うなら、ポートフォリオの比率をかなり下げて、チャレンジしたいと思います。

※この記事を書くにあたっての以下の書籍を参考にしました。

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