【上昇相場】楽天レバナス・大和レバナスの運用成績比較。




先週から引き続き上昇相場は継続中です。戦争は泥沼化していますが、市場はリバウンドを始めています。レバレッジ2倍投資信託の楽天レバナスと大和レバナスを買い続けていますが、上昇相場でのパフォーマンスを確認していきます。

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1.投資商品と積立金額

レバナスはNISA枠で購入を続けており、楽天証券の楽天レバレッジNASDAQ-100と、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100を同時期に同じ金額積み立てて、パフォーマンスを比較しています。

投資金額は、毎月1日に25,000円、スポットでどこかのタイミングで10,000円の計35,000円を積み立て投資しています。購入日は双方同じ日に設定しています。

今後は毎月1日に17,500円、15日に17,500円の定期積立に移行しようと思います。再来月から設定金額を変更する予定です。

2.楽天レバナス(楽天レバレッジNASDAQ-100)

楽天レバナスの特徴

楽天レバナスはNASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。

①管理手数料:0.77%

②為替ヘッジ有

年間の手数料は0.77%とそこそことられます。為替リスク為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響をあまり受けないように設定されています。しかしこれだけ円の価値が下がり、円安になっているのなら為替ヘッジは無しの方が将来的にはいいような気がします。

現在の円相場は、1ドル=122円に到達しています。今月に入ってから7円も上昇しています。どんどん円の価値が下がっていますね。為替ヘッジは円高では損失を避ける効果がありますが、円安では利益がなくなるのでマイナスの効果になります。円高になることはあるんでしょうか?

楽天レバレッジの運用成績(NISA口座)

3月21日~25日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。

今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座にメインで資金を投入しています。毎月1日に定期積立で25,000円買い増ししています。今月は3月1日に25,000円、15日に10,000円の合計35,000円分を購入しました。結果はどうなったのか。

ついにプラスに転じました。

NISA口座での買い付けを開始してもうすぐ3か月。開始した時点よりも、価格は下がっていますが3/15日を底に反転を始めています。

現時点での評価額は95,400円、損益は∔400円。損益率は∔0.42%です。

※現時点では3/25(金)米国市場の結果が反映されていません。この日は少しだけ下落しているので、3/28日(月)に若干マイナスになると思われます。

損益率は先々週はー16.69%、先週はー8.30%です。上昇相場が続いています。損益金額は先週よりも7,489円のプラスになりました。

NISA口座で投資を始めていますが、下落相場でナンピン買いを続けて、やっとプラスに転換しました。非課税枠のNISA口座の効果がやっと発揮できるようになりました。市場はリスクオンモードが続いていましたが、ウクライナ情勢は好転しておらず、地政学リスクはまだ消えていません。まだ下落するリスクがありますので、油断せずに相場を注視していきたいと思います。




3.大和レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)

大和レバナスの特徴

大和レバナスの商品名は、iFreeレバレッジNASDAQ100です。楽天レバナスと同様に、NASDAQ100指数の2倍の値動きをすることを目標に作られています。NISA口座で楽天レバナスと大和レバナスを同時期に、同じ金額を購入していますので、価格や商品の優位性を比較、検証することができます。長期間積み立てて、どちらが良いのか。結果を見続けていきたいと思います。

①管理手数料:0.99%

②為替ヘッジ有

年間の手数料は0.99%で楽天レバナスよりも高いです。こちらも楽天レバナスと同じ為替ヘッジがあるので、円高、円安の影響を受けないように設定されています。

大和レバナスの運用成績

3月21日~25日の一週間でのパフォーマンスを確認していきます。

今年2022年1月からNISA口座でレバナスの購入を開始しています。特定口座にも若干保有していますが、NISA口座にメインで資金を投入しています。毎月1日に定期積立で25,000円買い増ししています。今月は楽天レバナスと同様、3月1日に25,000円、15日に10,000円の合計35,000円分を購入しました。

楽天レバナス同様、NISA口座での買い付けを開始して2カ月を超えましたが、こちらも同じく大きく下落しています。

現時点での評価額は95,460円、損益は+460円、損益率は∔0.48%です。

※現時点では3/25(金)米国市場の下落が反映されていません。この日は若干下落しているので、3/28日(月)にマイナスになると思われます。。

損益率は先々週はー16.69%、先週はー8.20%です。先週に引き続き、上昇相場です。反発。損益金額は先週よりも7,338円プラスになりました。




4.楽天レバナス VS 大和レバナス

楽天レバナスと大和レバナスのパフォーマンスを比較します。同金額、同時期に購入しているNISA口座での比較です。保有期間はもうすぐ2カ月です。

先週の損益率では若干大和レバナスがよい。

同時期に同じ金額を投入した結果、

楽天レバナス +0.42%

大和レバナス +0.48%

その差0.06%

今週に引き続き大和レバナスの方が良いパフォーマンスを出しています。

互角の戦いが続いており、結果は全く読めません。長期的に注視していきたいと思います。

過去の戦績

3月25日 楽天:∔0.42% 大和∔0.48% 大和レバナス勝利

3月18日 楽天:ー8.30% 大和:ー8.20% 大和レバナス勝利

3月11日 楽天:ー16.69% 大和:-16.56% 大和レバナス勝利

3月4日 楽天:ー10.76% 大和:ー10.76% 引き分け

2月25日 楽天:ー16.19% 大和:ー16.05% 大和レバナス勝利

2月18日 楽天:ー13.60% 大和:ー13.45% 大和レバナス勝利

2月11日 楽天:ー0.03% 大和:ー0.06% 楽天レバナス勝利

2月4日 楽天:ー11.54% 大和:ー11.48% 大和レバナス勝利

1月28日 楽天:ー19.60% 大和:ー21.50% 楽天レバナス勝利

1月21日 楽天:ー11.51% 大和:ー11.50% 大和レバナス勝利

1月14日 楽天:ー1.92% 大和:ー1.91% 大和レバナス勝利

現時点では大和レバナスの方が0.06%パフォーマンスが高いです。今後の結果によって、片方にフォーカスすることになるかもしれません。

手数料は楽天レバナス(0.77%)、大和レバナス(0.99%)なので楽天レバナスが勝っています。最終的にどちらが勝利するのか。最終的な勝利者が本当の勝者です。もっと長期的に見ていく必要があります。




5.代表指数とのパフォーマンス比較

2022年1月7日から購入を開始したNISA口座と、代表指数とのパフォーマンスを比較します。

投資信託は1日後に価格が反映されるので、代表指数は1月6日からの価格がスタートとなります。

レバナスとNASDAQ100指数との損益率の比較

2022年1月7日からの値動きを見て、NASDAQ100との損益率を比較します。

楽天レバナスの基準価格の損益率 ー14.42% (2022年1月7日:9,239円 → 3月25日:7,907円)

 大和レバナスの基準価格の損益率 ー14.29(2022年1月7日:38,736円 → 3月25日:33,201円)

基準価格での比較では、大和レバナスの方がパフォーマンスが若干良いですね。

つづいてNASDAQ100指数の損益率は

NASDAQ100指数の損益率 ー5.30%(2022年1月6日 15592.19ドル →  3月24日 14765.70ドル)

※投資信託は1日後に反映なので、NASDAQ100指数は前日の2022年1月6日~3月24日との比較となります。

同日で比較した結果を見ると、代表指数に対して楽天レバナスは約2.72倍、大和レバナスは2.70倍 のマイナスの値動きをしており、下落幅はレバレッジ商品は指数の2倍よりも大きく変動しています。これは理論通りであり、上昇の相場の時は逆に、倍以上の上昇となります。

損益率
日付 楽天レバナス 大和レバナス NASDAQ100指数
1月28日 -21.59% -21.50% -10.19%
2月3日 -16.22% -16.14% -7.00%
2月10日 -9.78% -9.79% -3.43%
2月17日 -20.50% -20.30% -9.11%
2月24日 -22.90% -22.70% -10.45%
3月3日 -22.13% -22.07% -9.97%
3月10日 -27.31% -27.13% -12.84%
3月18日 -21.85% -21.71% -9.41%
3月25日 -14.42% -14.29% -5.30%

楽天レバナスと大和レバナスの価格はほぼ一致。損益ではNASDAQ100の約2.7倍もの損失を出しています。

上昇相場での比較

3月15日を底に現在まで反転を始めていますが、上昇相場だけ見たレバナスの損益率と代表指数の損益率を比較してみます。

楽天レバナスの基準価格の損益率 +27.92% (2022年3月15日:6,181円 → 3月25日:7,907円)

 大和レバナスの基準価格の損益率 +27.83(2022年3月15日:25,972円 → 3月25日:33,201円)

NASDAQ100指数の損益率 +13.18%(2022年3月14日 13046.64ドル →  3月24日 14765.70ドル)

代表指数の上昇値に対して、楽天レバナスは2.12倍、大和レバナスは2.11倍で2倍以上のパフォーマンスを出しています。




6.楽天レバナスと大和レバナスの損益の合計

楽天レバナスと大和レバナスは、NISA口座と特定口座にもっていますが、全ての口座を合計すると

投資金額 276,997円

評価額 263,332円

損益 ー13,665円(先週比+22,830円)

損益率ー4.93%

という結果になりました。

昨年から投資していた特定口座を含めると、まだマイナスです。

プラスに転じるにはもう少しかかりそうです。我慢強く見守っていきたいと思います。

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