2022年スタートと同時に強烈な円安に襲われました。ドル資産をもっている人は為替による利益を得ることもできます。また、投資信託などで為替ヘッジなしで購入している場合は、為替の利益を得ていること依正。FIREを目指していくうえで、ポートフォリオのリスク管理は必要だと思います。ふと振り返ると、自分の資産のリスクを占める割合を考えていませんでした。現時点でのリスクを調べてみたいと思います。
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1.資産のリスクを確認
手持ち資産を確認します。
大きくリスト化すると、9つの資産に分けられます。
1.米国債ETF
2.貴金属(金・銀・プラチナ)
3.投資信託(先進国・全世界)
4.日・米国高配当株ETF
5.ハイイールド債・新興国債
6.新興国ETF・投資信託
7.個別株(日米中)
8.レバレッジ2倍投資信託
9.仮想通貨
資産ごとにリスクレベルを分類します。
リスクレベルは数値が高いほど、高リスクとします。
安全資産:国債
米国債ETF:EDV、TLT、IEF
超安全資産。危機時に効果を発揮。株と組み合わせるとよい。
米国債に連動するETF商品を少持っています。国債は国が発行する債券であり、もっとも信頼性が高い債券です。金融危機時等で株が値下がった場合に値上がりする傾向にあります。いつ来るかわからない金融危機に備え、持っておくとよい資産です。
安全資産 貴金属(金・銀・プラチナ)
ゴールドETF:IAU、SPDR
銀、プラチナ
ゴールドは国債と同じく金融危機の時その後のリバウンドが株式等リスク資産に比べて早い傾向があり、守りの資産と言われています。貴金属の大半は金ですが、銀とプラチナも若干持っています。
米国債の次に守備力の高い守りの資産です。現物の金は、保管など怖くて持っていません。
リスクレベル1.インデックス投資
ここから攻めの投資になります。
代表的な指数に連動する投資信託、またはETF。投資先企業の分散数が非常に多いのが特徴。
S&P500やNASDAQ100、日経平均など、100社以上に分散投資しており、指数と同じ値動きをする商品です。個別株などに投資するのに比べ、値動きの変動が小さく、安定した成績を収めます。長期的に成長する経済に投資する商品です。できれば50社以上に分散投資されているETFや投資信託を選ぶのがベスト。オールカントリリーは全世界に分散されているので、分散セクターとしては最強。安定した収益を長期的にたたき出しています。
リスクレベル2. 高配当株ETF
SPDR(SPYD)、QYLD、XYLD、VYM、HDV、VIG等。
高配当株に特化した分散投資ETFです。有名企業数十~数百社に投資しております。(VIGは値上がり益が高く、配当少な目でS&P500に近いですが。)こちらは値上がり益よりも日々のキャッシュフローを高めるために買い始めました。こちらは値上がり益はあまりありませんが、配当というボーナスをくださるので、テンションが上がります。そして配当金で手持ちのお金が増えれば、買い時の資産に追加で投入することができます。
リスクレベル3.ハイイールド債・新興国債
①HYG ハイイールド債
②VWOB 新興国政府債券
こちらは格付けの低い社債、新興国債となり利回りが高いのが特徴です。利益が安定しない会社や国の債権は、利率が高くなければ誰も資金を貸さないですようね。利回りが高いから、リスクも高い。世の中では当たり前の話です。価格の変動は、株式より少ないです。価格変動率でみると、リスクレベルは3でもよいかもしれません。
リスクレベル4.新興国ETF・投資信託
①インドETF(EPI、NEXT FUNDS インド株式指数Nifty 50連動型上場 投信)
②新興国ETF VWO
③新興国投資信託 SBI新興国株式インデックス・ファンド
新興国の株に分散投資するETFです。先進国は入っていません。値上がり益を狙えるかもしれませんが、思ったように上がらない可能性もあり、先進国株式よりリスクが高めです。今後人口が伸び、市場が成長する可能性の高いところに投資するといいかもしれません。
リスクレベル5.個別株
APPLE、Microsoft、Google、Amazon、J&J、チャイナモバイル、三菱商事、三菱UFJ銀行、三井住友銀行等
個別株は当たればでかいですが、外れるとゴミになる可能性を秘めています。(破産等)いままで倒産した企業の株を保有したことはありませんが、ストップ安などは何度かくらった事はあります。(ストップ高は一度もないです💦)そういった意味を込めて、リスクレベルはそこそこ高いと思います。
やっぱり個別株は、その企業を調べることができる時間、分析力、将来性を見抜く力がな無いと難しいです。基本的に素人が手を出しても、インデックス投資のリターンには勝てないといいます。ただし、実力次第でインデックス投資をアウトパフォームする可能性は十分あります。(ウォーレン・バフェットの投資は完全にインデックス投資の指数を抜き去っています。)凡人の私が買っている個別株は、安定していてまず倒産する可能性の無い企業しか選んでいません。そして人々の生活にどの程度役立っているかを考えて投資しています。
リスクレベル6.レバレッジ2倍投資
iFree S&P500、楽天レバナス、大和レバナス
個別株と比べて悩みましたが、値動きのボラティリティの高さではレバレッジ2倍投資の方が、心臓に悪いと思いこちらのリスクレベルを上にもっていきました。その名の通り、通常の指数の2倍の値動きをするので、リターンと損失が2倍になりえます。リーマンショック、コロナショック級の暴落がおきれば下落率は50%を超えますので、常人の心臓では耐えられないと思います。しかし上記3銘柄はインデックス投資なので、基本的には上がっていくと考えていますので、レバレッジを掛けた方が本当は利益が出るはずです。問題はショック級の下落を以下にして回避して、そしてその時に仕込めるかでしょう。下落相場でこそ、真価を発揮します。世の中には3倍レバレッジというさらにリスクとリターンを高めた資産がありますが、現時点では手を出しておりません。
リスクレベル7.仮想通貨
ビットコイン、イーサリアム、他
私のポートフォリオの中で最もリスクが高いのは仮想通貨だとおもいます。将来的にはゴミになる可能性が0ではありません。私がメインで保有しているのはビットコインとイーサリアムで、仮想通貨の時価総額No.1,No.2でまだ他の仮想通貨と比べると安定しています。それでもボラティリティも非常に高く、毎月に20~30%くらい変動することもザラ。投機に近いかもしれませんが、暗号資産、デジタルゴールドといわれるように、資産の色がより濃くなってきています。
2.リスクレベル毎の資産の比率
安全資産とリスクレベル1~3(低リスク)、レベル4~6(中リスク)レベル7(高リスク)で3つで色分けすると
個別株が50%以上であり、リスクレベルの高い資産が多すぎますね。
もともと攻めのポートフォリオを組んでいますので、リスクレベルの低い資産である投資信託や日米高配当株の比率を増やしたいところです。
個別株がポートフォリオの55%(約1600万円)を占めており、リスクを考えると、これ以上投資してはいけないレベルになってきました。仮想通貨の将来性は疑っていませんが、最悪ゴミになる覚悟で投資していますので、これ以上リスクは取りたくないので、比率は増やさないつもりです。
優先度は投資信託、日米高配当株を増やさなければバランスが悪いという結果になりました。
余力があれば、本当は米国債をもっと買っておいた方がディフェンシブなポートフォリオになるのでしょう。
個別株は勝手に成長しているので、比率が増えていってしまいます。お金はほかの資産の購入に充てていく予定です。
投資成績を上げてくれるオススメ書籍について
オススメの投資本を以下にリンクしますので、一度読んでみて下さい。
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