節約して投資する人こそが、国の資本を高めて生産性をあげ、たくさんの人々を助けている。

浪費家は節約して投資する人をディスってはいけない。

イギリスの経済学者、アダムスミスの名著、「国富論」という本がありますが、「倹約し貯蓄、投資して国の資本を増やす人が、国家を繫栄させる」。反対に、「浪費家は国の資本を減らし、国家の繁栄を停滞させる。」このような内容が書かれていました。国富論は約250年前の1776年に出版された書籍ですが、この時すでに節約と貯蓄・投資の重要性を説いています。

我々投資家はこの内容の通りであれば、国を繁栄させるために必要な存在であると考えらえれます。

ただし、厄介なのは生産性の無い、非生産的な人達です。

この最たるものは、裏金で世間を賑わしているのに無罪になっている政治家たち。また軍人や一部の公務員など役人たちであるということです。一般的には平時は何も生み出さず、それでも維持が必要な人たちの事を言います。

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なぜ投資家は必要なの?

投資家は節約したお金を投資して、資本を蓄積されます。

投資家が出資した資金は各企業の資金に回され、その資金で設備投資をしたり、人材を雇ったりして、生産性を徐々に上げていき、より良いものをたくさん作ることが出来ます。また、新しい分野を切り開き、イノベーションを起こして我々の生活をより豊かにしていきます。

結果として国を豊かにする手助けをして、大きな社会貢献をしていることにつながります。

なぜ、浪費家はいけないの?

この対照的な存在は、浪費家と言われる人たちです。かれらは貯蓄をせずに、得られた収入をムダに使うことになります。これは個人の娯楽や快楽のはけ口などに主につかわれ、基本的には生産性をあげることに使われず、国の大事な資本を消費していき、生産性をあげることに使われるべきはずのお金を使ってしまうからです。

それでも国はなぜ豊かになっていくの?

豊かになっていく理由は単純で

生産的で、節約して貯蓄する投資家の資金 >>> 非生産的で、消費する浪費家のお金

の関係が成り立っているからです。

生産的な人たちの数や資金が、浪費して消費する人の数やお金を上回れば、結果的にはプラスに偏り、国は豊かになっていきます。

理想的には、非生産的で消費するのみ人々の比率が減少し、生産的で、節約して貯蓄、投資する人の比率が大きくなった方が、国はより豊かになり栄えていきます。

我々一般的な国民が頑張っているから、政治家等の非生産的な人たちがため込む裏金を補ってなお、国が栄えていくのです。

ただし、日本はGDP成長率も低く、借金が非常に多いため、非生産的で浪費家な人たちの比率が高く、他国に比べて非生産的な国家という事になります。日本国民は基本的には働き者だと思っていますが、現代において、非生産的な人の比率がいかに多いのか、これを象徴しているのではないでしょうか。

まとめ

以上の事から、節約を頑張って、投資している人の事をディスってはいけないと思います。たまに「そんなに節約して投資して人生楽しいの?」など、思う事もあるかもしれませんが、生き方は人それぞれ。しかし、頑張って、リスクをとって投資している人のそのお金こそが、まわりまわって、皆さんの生活を豊かにしているということなのです。偉そうなことを言って申し訳ないですが、天才・アダム・スミス先生がおっしゃっていることなので、これぞ不変の真実なのか!とおもった次第でございます。

それではみなさん、無駄な浪費はせずに、余剰資金は貯蓄したり、投資していきましょう。

でも、たまには浪費もしたいです。🤣

参考書籍

アダム・スミス国富論

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