コロナ禍によって爆益をもたらしている海運株。コンテナ単価が上がり続けて関連企業の業績が上昇。各社増配で株価も爆上げ中です。私はその流れで海運株を多少購入しました。購入したのは商船三井です。
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1.海運株が上がっている理由。
商船船井を保有
単元未満株ですが8株持っています。
現在の状況を確認してみます。
商号 | 株式会社 商船三井 Mitsui O.S.K. Lines, Ltd. |
---|---|
本社 | 〒105-8688 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号 |
資本金 | 65,400,351,028円 |
発行済株式数 | 120,628,611株 |
株主数 | 83,778名 |
主要株主 |
|
株式上場 | 東京証券取引所 |
従業員 | 1,119名(陸上794名 海上325名):他社への出向者等を除く |
グループ会社数 | 473社(連結決算対象会社) |
グループ会社従業員数 | 8,571名(連結決算対象会社) |
グループ運航船舶規模 | 721隻 5,300万重量トン |
※商船三井 ホームページより抜粋
船で色々なものを運ぶ、いわゆる海運会社ですね。
その歴史は古く、1878年から現在に至るまで130年以上になります。
海がある限り継続して続いている超安定企業ですね。
3.白樺樹液の贅沢コスメ
業績
好調たる理由
業績が好調なのは、コンテナ不足が深刻化してコンテナ船運賃の高騰、海運関連の企業に大きな利益をもたらしたためです。
新型コロナウィルスの流行によって、
①米国では〝巣ごもり消費〟で家具や玩具、家電などの輸入が増加し、アジア発・北米向けの貨物が 急増した。
②中国で自動車や機械、電機などの生産輸出が急回復した
これらの影響でコンテナ不足が起こり価格が高騰します。
商船三井はコンテナ事業が好調となり、2022年3月期の連結純利益が前期比5.3倍の4800億円になる見通しと発表しています。
従来予想は3350億円で、過去最高益を更新する見込み。軟化に向かうとみていたコンテナ船運賃の高騰が続くためで、通期で4100億円の利益。そして大幅な増配方針も発表したこともあり、株価も大幅上昇中です。
コンテナ価格の上昇によって商船三井だけでなく他の海運会社も業績があがり、関連企業は株価も軒並み上昇しています。
コンテナ価格の先行き
コンテナ価格は下がらずに、高止まりするとの予想も一部ではあります。
- 海上コンテナ輸送コストは、新型コロナウイルス感染拡大前と比較して約5倍。所要日数も新型コロナウイルス感染拡大前の2倍程度かかっている。よって、仕向け地の変更を検討している(進出日系企業B社)。
- 中国発サウジアラビア向けは、新型コロナウイルス感染拡大前の4~5倍のコンテナ輸送価格となったが、11月に米国航路からかなりコンテナがリリースされたと聞いており、一時期よりもコストは減少傾向にあるとの肌感覚がある。当社の輸入製品はバルクのため、最終小売理価格への転嫁はほとんどなかった(地場企業A社)。
※ジェトロ(日本貿易振興機構より抜粋)
コンテナ価格の相場
※商船三井ホームページより。
1998年1月1日を1,000として基準にした場合の相場です。2021年7月より上がり始め、現在では3~5倍の価格になっています。ただし少し落ち始めているところも見え始めていますが、再度新型コロナウィルスのオミクロン株の、世界的な流行が懸念され始めましたので、まだ上がる可能性を秘めています。
個人的には流石に価格が上昇しすぎているのでコロナが収束するにしたがって、コンテナ価格は長期的には今より下がると思っています。
2.テクニカル分析
短期的な値動きを見てみます。
株価は右肩上がりのチャートを示しています。
短期的には現在はやや割高になるので、7,000円前後になったら再び買ってもいいのかもしれません。ただし、コンテナ単価の高騰がいつまで続くかわかりません。天井になったらあとは下がるので、株価も連動して下がる可能性があります。長期的にも割高の可能性がありますので、これから買いに入る場合は注意が必要です。
3.ポートフォリオの確認
株価:8070円
持ち株数:8株
資産額:64,560円
利益:10,437円
1株配当金:800円
配当利回り:9.9%
年間配当金6,400円(税引き前) 税引き後は、5,100円
何度か買い増ししてきましたが、1株配当800円、配当利回り9.9%という異常値は、いつまでも続くわけがありません。現在がピーク付近であると考えています。
4.まとめ
新型コロナウィルスは世界経済にトータルでは大きなダメージをいまだに与え続けていますが、海運株などの一部の業界では特需によって大きな利益をもたらしています。このような特需は新型コロナウィルスの感染が収束するにしたがって、無くなっていくと思います。海運株を長期的に考えるとこのような高配当利回りや利益が続くことはあり得ず、今がピークに近い可能性があります。海運株はコンテナ価格と連動していくと思われますので、今後も価格を注視しておいた方が良いでしょう。
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