新NISAでみんながどんな投資信託を買っているのか調べてみた。

新NISAで投資信託の純資産が爆増中。どんな商品が注目されているのか。

新NISAが開始され、投資資金があきらかに投資信託に集まっているようです。人気商品は沢山ありますが、実態としてどのような投資商品に人気があるのでしょうか。純資産額の増加で何が買われているのかわかるので、純資産額から買い付けランキングを調査してみました。

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どんな投資信託が買われているのか?それは純資産額の増加を見ればある程度わかります。なるほど、1月初旬からかなりの投資信託の純資産額が今までにないほど爆増しています。これは明らかに新NISAの影響と思われます。まずは、楽天証券とSBI証券で、投資信託の人気商品を調べて、調査対象商品をピックアップします。

1.楽天証券 上位10種

2.SBI証券上位10種

3.調査対象の投資信託

楽天証券、SBI証券各々にランキングされている投資信託の純資産の増加額、増加率を調べてみます。

※ただし、投機の要因が強い日本株ブル4.3倍は除外します。それと昨年末に設定されたばかりのSBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)についても新NISAの影響なのか、設定されたばかりだからなのか不明確の為除外しました。

新NISA開始前(2023.12.29)の純資産ランキング 単位:億円

順位 商品名 純資産
1 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 29,987.73
2 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 18,205.66
3 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 12,254.64
4 楽天・全米株式インデックス・ファンド 12,132.49
5 インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型) 10,673.27
6 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 1,265.91
7 iFreeNEXT インド株インデックス 550.19
8 iFreeNEXT FANG+インデックス 469.13
9 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 321.88
10 SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 169.68
11 楽天・S&P500インデックス・ファンド 138.34
12 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 100.65

楽天証券、SBI証券各々の時価総額です。

開始~現在まで約一か月の時点では

現時点(2024年1月26日時点)でのランキングを以下にまとめます。

①純資産ランキング

 

順位 商品名 純資産
1 eMAXIS Slim 米国株式 33,893.51
2 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 22,280.75
3 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 13,306.96
4 楽天・全米株式インデックス・ファンド 12,940.97
5 インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型) 11,187.86
6 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 1,656.92
7 iFreeNEXT インド株インデックス 777.11
8 iFreeNEXT FANG+インデックス 746.93
9 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 711.32
10 楽天・S&P500インデックス・ファンド 528.14
11 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 394.19
12 SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 289.32

 

楽天S&P500、オルカンが順位を挙げ、SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドが順位を下げました。

 

②純資産増加ランキング

順位 商品名 増加額
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 4,075.09
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 3,905.78
3 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 1,052.32
4 楽天・全米株式インデックス・ファンド 808.48
5 インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型) 514.59
6 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 391.01
7 楽天・S&P500インデックス・ファンド 389.80
8 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 389.44
9 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 293.54
10 iFreeNEXT FANG+インデックス 277.80
11 iFreeNEXT インド株インデックス 226.92
12 SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 119.64

この結果から新NISAに投資している皆さんが、何を買っているのかがわかります。

純資産の増加額ではオルカンがS&P500を抜きました。超長期投資では、若干ではありますが、アメリカ単体よりも、全世界株の方が将来的には良いとの判断しているのではないか?と考えられます。ほとんど誤差範囲かもしれませんが。

また、半導体にも興味があることもわかります。

③純資産増加率ランキング

増加率では、投資家の注目が集まっている商品がわかります。

手数料が安い商品に資金が集まる傾向にあるようです。

 

まとめ

これらのデータを分析すると、新NISA制度の開始に伴って、特定の投資商品が人気を集めていることがわかります。以下は純資産の増加額でランキングし、このデータから推測される投資家の心理と行動の傾向をまとめます。

 

グローバル投資の重視:

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)や楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドのような、世界的な株式に投資するファンドの増加率が高い。これは、投資家がグローバルな分散投資を重視していることを示しています。

テクノロジーへの投資:

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドやiFreeNEXT FANG+インデックスなど、テクノロジー関連の株式に投資するファンドの増加率が非常に高い。これは、投資家がテクノロジー分野の成長に注目していることを示しています。

新興市場への投資意欲

iFreeNEXT インド株インデックスやSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドのような新興市場、特にインド市場への投資が増加しています。これは、新興市場の成長潜在力への投資家の興味を反映しています。

コスト意識の高さ

手数料が比較的低い商品が人気を集めていることから、投資家はコストに敏感で、長期的なリターンを重視している可能性があります。

米国市場への信頼継続

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)や楽天・全米株式インデックス・ファンドなど、米国市場への投資が依然として人気があり、投資家は米国市場の安定性と成長潜在力を信頼していると考えられます。

まとめると

これらの分析から、投資家は多様な市場やセクターへの分散投資、低コストの商品選択、新興市場やテクノロジー分野への関心を持っていることが伺えます。また、これらの傾向は、市場の動向や経済のグローバル化、技術進歩などの要因に影響されていると考えられます。

 

現時点での投資家の皆さんが何に投資しているのか、投資傾向をまとめましたが、皆さんが新NISAを利用する上で、投資判断の参考になれば幸いです。


 


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