米国半導体工業会(SIA)によれば、2022年6月の半導体売上高は、前月比で1.9%減になりました。6月に半導体売上がマイナス成長になったことはないそうで、異常事態のようです。主要因は半導体市場の一部である、メモリICの販売が急激かつ劇的に落ち込んだことだと指摘している。半導体市場は一部冷え込み始めているとの指摘もありますが、株価はどうなったのか。
今週の半導体ETF商品、3倍レバレッジ商品であるSOXLの値動きを確認していきます。
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1.SOXLの特徴
まずはSOXLとは何か?特徴について確認します。SOXLは、フィラデルフィア半導体指数の3倍の値動きを目指すレバレッジ型米国ETFです。フィラデルフィア半導体指数とは、アメリカ合衆国の株価指数でSOX指数とも呼ばれており、NASDAQ OMX PHLX(旧・フィラデルフィア証券取引所)が算出、公表しています。半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業30社で構成されています。
SOXLの主要データ
①投資する株式数
30銘柄
②経費率
0.95%
③配当利回り
0.10%
④配当金支払月と支払回数
過去データでは3月、6月、9月、12月の計4回ですが、年によっては配当が出ない月もありランダム性があります。経費率は高く、配当利回りは0.1%で銀行金利と同じ、オマケ程度と考えてください。SOXLは値上がり益3倍の爆益狙いのレバレッジ商品です。
構成銘柄上位10社について
① | INTC | インテル | 8.20% |
② | AVGO | ブロードコム | 8.16% |
③ | NVDA | エヌビディア | 7.91% |
④ | TXN | テキサス・インスツルメンツ | 6.62% |
⑤ | AMD | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 5.72% |
⑥ | QCOM | クアルコム | 4.34% |
⑦ | KLAC | KLAテンコール | 4.26% |
⑧ | ADI | アナログ・デバイセズ | 4.23% |
⑨ | MRVL | マーベル・テクノロジー・グループ | 3.99% |
⑩ | MCHP | マイクロチップ・テクノロジー | 3.89% |
上位10社で占める比率は57.32%。
セクター比率は、半導体メーカーが79.43%、半導体製造装置メーカーが20.57%の割合で構成されたETFです。
2.SOXLのパフォーマンス
約12年間でのパフォーマンス

8月12日時点のパフォーマンスです。
2010年3月12日 0.64ドル → 2022年8月12日 21.60ドル
3,275.00%の上昇となっています。
直近の暴落もすさまじいですが、長期的に見ると凄まじい上昇率です。上昇相場に乗った時の3倍ブルの破壊力がわかります。
3.年初来パフォーマンス

2022年になり7カ月が経過しました。蓋を開けてみればすでに70.04%下落しています。
ナンピン買いの大チャンスは続いており買い続けてきましたが、ここにきて少し値を戻し始めました。
3倍のレバレッジ商品は個人的には精神的な負荷がとても大きいです。一日の価格が10%以上動くことがザラであり、値動きがとてつもないです。メンタルが耐えられる範囲で考えますと、投資金額は資産の1%までにしたいと考えていましたが、予想以上に暴落しているので、3ドル下落するたびに、指値を入れていこうと思います。次は10ドルになれば3万円分購入し、さらに落ちれば指値を入れていきます。購入額は資産の2%までとします。
4.今週の運用結果。
今週の運用成績は
21.56ドル(先週)→ 21.60ドル
になりました。
今週も先週に引き続き続伸し、先週は+8.72%、今週は+0.04%でした。
先週とほとんど変わっていません。
過去の購入履歴
1/24 45.72ドル 3株 (15,725 円)
1/27 45.10ドル 3株 (15,628 円)
1/28 36.19ドル 3株 (12,623 円)
1/28 36.48ドル 3株 (12,725 円)
1/31 33.50ドル 4株 (15,585 円)
2/14 40.20ドル 3株 (13,601 円)
2/14 39.00ドル 3株 (12,956 円)
2/25 31.97ドル 10株 (37,158 円)
3/8 32ドル 10株 (34,890 円) 30ドル 10株 (37,216 円)
4/13 26ドル 10株 (32,884 円)
4/28 22ドル 10株 (28,541 円)
5/12 19ドル 10株(24,820円)
6/16 16ドル 15株(32,421円)
7/1 13ドル 20株(35,448円)
計117株
直近は7月1日に13ドルで20株購入しました。3ドル下がった場合は順次買い増ししていきます。
次の購入は10ドル25株を予定しています。
5.投資成績

資産額 336,273円
損益 ー25,560円
損益率 ー7.06%
損益は7月頭から反転を始めているようです。
ナンピン買いの効果が出はじめました。プラスに転じる可能性は十分に出てきました。
しかし半導体市場のICメモリが減産を始めているということで、直近の伸びしろはあまり期待できないかもしれません。長期的には伸び代が大きいので保持は続けるつもりです。
オススメ本
2030 半導体の地政学 戦略物資を支配するのは誰か (日本経済新聞出版)
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