米CPI、前年比8.6%上昇に加速-FRBとバイデン政権に圧力
ブルームバーグから上記のタイトルの記事があり、5月の米消費者物価指数(CPI)は上昇を続けて消費意欲は衰えず、インフレのピークはまだ過ぎ去っていないとの観測が出ています。その結果、米国株式市場は大幅な下落が続いています。
ロシアのウクライナ侵攻による世界的なインフレ、それにともなう米国の利上げによって市場からお金を引き上げ、投資家は守りに入っています。著名投資家、ハワード・マークス氏も「守りを強めている」と発言しており市場から資金を回収し、現金比率を高めていると考えられます。
半導体レバレッジ3倍ETFのSOXLもその影響を多大に受けており、暴落を続けていると思われ、現時点での損益を確認しました。
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1.SOXLの特徴
まずはSOXLとは何か?特徴について確認します。SOXLは、フィラデルフィア半導体指数の3倍の値動きを目指すレバレッジ型米国ETFです。フィラデルフィア半導体指数とは、アメリカ合衆国の株価指数でSOX指数とも呼ばれており、NASDAQ OMX PHLX(旧・フィラデルフィア証券取引所)が算出、公表しています。半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業30社で構成されています。
SOXLの主要データ
①投資する株式数
30銘柄
②経費率
0.95%
③配当利回り
0.10%
④配当金支払月と支払回数
過去データでは3月、6月、9月、12月の計4回ですが、年によっては配当が出ない月もありランダム性があります。経費率は高く、配当利回りは0.1%で銀行金利と同じ、オマケ程度と考えてください。SOXLは値上がり益3倍の爆益狙いのレバレッジ商品です。
構成銘柄上位10社について(2022年6月12日時点)
※2022/05/8時点。Direxion公式(SOXL)サイトより転載。
① | NVDA | エヌビディア | 8.92% |
② | AVGO | ブロードコム | 8.55% |
③ | AMD | アドバンスト・マイクロ・デバイセズ | 7.07% |
④ | INTC | インテル | 6.19% |
⑤ | QCOM | クアルコム | 5.29% |
⑥ | TXN | テキサス・インスツルメンツ | 4.30% |
⑦ | MCHP | マイクロチップ・テクノロジー | 4.26% |
⑧ | KLAC | KLAテンコール | 4.19% |
⑨ | MRVL | マーベル・テクノロジー・グループ | 4.18% |
⑩ | ADI | アナログ・デバイセズ | 4.11% |
上位10社で占める比率は57.06%。
セクター比率は、半導体メーカーが79.50%、半導体製造装置メーカーが20.50%の割合で構成されたETFです。
2.SOXLのパフォーマンス
6月12日時点のパフォーマンスです。
2010年3月12日 0.64ドル → 2022年1月28日 18.81ドル
2839.06%の上昇となっています。
長期的に見ると凄まじい上昇率です。上昇相場に乗った時の3倍ブルの破壊力がわかります。
3.年初来パフォーマンス
2022年になり6カ月が経過しました。蓋を開けてみればすでに73.91%も下落しています。正直ここまで下落するとは思ってもみませんでした。当初この商品はボラティリティが高すぎて買う予定はなかったのですが、こういう時こそレバレッジ商品に資金をぶち込むべきと考え、1月24日に買いを決行しました。
コロナショックの時は価格が1/5、80%下落しています。もしそこまで下落するのであれば、ナンピン買いの大チャンスと考えてながら買い続けています。これはコロナと同じくマイナス80%まで行ってしまうのでは・・・・というくらいの相場です。インフレやロシアのウクライナ侵攻による影響は、コロナショック以上の衝撃を与えてしまうのかもしれません。
3倍のレバレッジ商品は個人的には精神的な負荷がとても大きいです。一日の価格が10%以上動くことがザラであり、値動きがとてつもないです。メンタルが耐えられる範囲で考えますと、投資金額は資産の1%まで(約30万円くらいまで)にしたいと考えています。
ただし、これ以上暴落が続くようであれば、予算を超過して購入を考えています。(16ドル以下になれば購入を続け、2%までとする。)
過去の購入履歴
1/24 45.72ドル 3株 (15,725 円)
1/27 45.10ドル 3株 (15,628 円)
1/28 36.19ドル 3株 (12,623 円)
1/28 36.48ドル 3株 (12,725 円)
1/31 33.50ドル 4株 (15,585 円)
2/14 40.20ドル 3株 (13,601 円)
2/14 39.00ドル 3株 (12,956 円)
2/25 31.97ドル 10株 (37,158 円)
3/8 32ドル 10株 (34,890 円) 30ドル 10株 (37,216 円)
4/13 26ドル 10株 (32,884 円)
4/28 22ドル 10株 (28,541 円)
5/12 19ドル 10株(24,820円)
計82株
次の指値は16ドルで15株を考えています。3ドルづつ下げながら買っています。
もしこの金額で刺されば購入数10株から15株に増やす計画です。
投資成績
投資額 295,415
評価額 206,747
損益 ー88,668
損益率 ー30.01%
米国市場の影響を受け、現時点では大幅マイナスです。
4.まとめ
今週はまた暴落が始まる。
冒頭にも書きましたが、米国の利上げが続く見通しであり、株式市場に逆風が吹き荒れています。
まだまだ下がることは予想されていますが、半導体業界の伸び代を長期的に考えていくと、現在のような暴落時に売ることは下策であると考えています。売却はせずに、決めた金額に刺されば買い増しを続けていくのみです。10年スパンで考えれば長期的には伸びていくと考えていますので。
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