昨年から投資を開始し、一時期は失敗の代表作として語られたSOXL。この3倍レバレッジ商品が最近、驚くべきリターンを見せています。
SOXLの特性とリスク
SOXLは半導体セクターに3倍のレバレッジをかけたETFで、特定の状況ではその特性からリスクが増大します。レンジ相場に対する弱さと、長期投資向けでないというのがその主な理由です。レバレッジが等しく利益と損失に作用し、その度数が3倍であるため、非常に高リスクな商品として知られています。金利上昇局面や半導体需要の低迷など、外部要因の影響も大きいです。
昨年、そのリスクは現実のものとなり、SOXLはピークから約90%下落。その結果、多くの投資家から最も避けるべき商品と評されました。
ここにきて、逆襲が始まっています。リターンはどの程度あったのでしょうか。
逆襲の始まり
SOXLの逆襲。そのトリガーはNVIDIAの超絶決算で、その後、半導体関連やAI関連銘柄に資金が流入しました。SOXLもその恩恵を大いに受け、パフォーマンスは急上昇しました。具体的には、
1年で+169.66%、
1ヶ月で+56.8%
という驚異的なリターンです。
1年間のパフォーマンス
1年で+169.66%上昇。
NVIDIAの決算を受け、連れ高。
凄い上昇ですね。
この爆上げにより、一時期赤字が続いていた私のポートフォリオも大幅回復。
マイポートフォリオの状況
SOXL投資を2022年1月に開始。2022年4月以降、下落と損失が続き、その度にナンピン買をしましたが、下落は続いて赤字は拡大してきました。2023年5月の半導体祭りによってついに+46.3%の利益を記録しました。一括購入でなく、少しずつ買ったので何とか損失を押さえつつ、プラスに持っていけた要因と感買えています。
出口戦略
SOXLの暴落の恐ろしさを経験した以上、いつ売り抜けるかを考える必要があります。
結局、現時点程度の反発では、ピーク時の価格(2021年年末68ドル)の半分にも戻っていない(現時点で25.4ドル)からです。これが暴落時における、レバレッジ商品の特性でもあります。
今回は一括購入でなく、少しずつ買ったので何とか損失を押さえつつ、プラスに持っていけたと感考えています。
まずは私の出口戦略を考えてみました。
- 目標利益を設定し、投資元本を回収:投資額が2倍(ダブルバガー)に達したら半分を売却し、元本を回収します。その後、レバレッジの掛かっていない半導体ETF(例:SMH)を購入します。SOXLの価格が再び倍に上昇したら、さらに半導体ETFを購入します。
- 暴落した時に脱出:含み益が0に近づいたら、もしくは暴落相場に突入したら、速やかに売却します。
今のところ、売却することは考えていません。現時点では暴落の兆候は見られないので、引き続きこの銘柄を持続していきたいと考えています。
SOXLは一例に過ぎませんが、高リスク、高リターンのレバレッジ商品に投資する際は、リスク管理と出口戦略を明確にすることが成功への鍵です。その結果、一時は失敗と思われた投資も、戦略とタイミングが合えば大きな成功につながることを忘れないでください。
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