後悔したくない人生にするために、やっておくべき事とは?
投資家の目標はいろいろとあり、人それぞれだと思いますが、一番多いのはお金による不安を解消する事だと思います。しかし世の中にはお金を得るために自分を犠牲にしすぎて、残された時間が短い時、死にゆくときに後悔する人が多いようです。
人生の末期を迎え、死にゆく人を看取ってきた看護師の、ブロニー・ウェアさんがまとめた本を読みました。ここに書いてあることは感慨深いです。
代表的な後悔をTOP5をご紹介します。
自分に正直に生きればよかった。
多くの人が、他人の期待に沿う生き方をしてしまい、本当の自分自身を表現することができなかったと感じています。この後悔は、自分の夢や願望を後回しにし、他人の基準に合わせて生きた結果、本当に自分がやりたかったことを果たせなかったと感じています。
働きすぎなければ良かった。
仕事に追われる生活は、個人の時間や家族との時間を奪います。ウェアは、多くの人が人生の終わりに仕事とプライベートのバランスの重要性を認識し、もっと時間を大切に使えばよかったと後悔していたと述べています。
思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
忙しい日々の中で、長年の友人との連絡を怠ってしまうことは容易です。しかし、人生の終わりには、そのような友情の価値が再認識され、失われた時間を取り戻すことができないという後悔が残ります。ウェアによると、感情を正直に表現することで得られる解放感や、それによって深まる人間関係の価値を、多くの人が生涯を通じて理解しないまま終えています。
友人と連絡を取り続ければ良かった
忙しい日々の中で、長年の友人との連絡を怠ってしまうことは容易です。しかし、人生の終わりになってその大切さに気づく人が多いです。その時に友情の価値が再認識され、失われた時間を取り戻すことができないという後悔が残ります。
幸せをあきらめなければよかった
ウェアは、幸せは選択であると述べています。多くの人が、自分の幸せを他人や外的な状況のせいにしてしまい、自らが幸せを受け入れることを拒否していると感じています。後悔する人々は、自分自身の心の持ちようが、幸福感に大きな影響を与えることを理解していないことが多いです。
結論
人が人生の終わりに近づくと、本当に大切だったことに気づき、それを十分に行ってこなかったことに対して後悔することがあります。このような後悔は、現在生きている私たちにとって大きな教訓となります。多くの人が様々なことを後回しにし、本当に価値のあるものを見失ってしまっています。そして、興味深いことに、人々が死の床で後悔することの中に、「もっとお金を稼げば良かった」という後悔を持つ人は、一人もいなかったようです。確かに、お金は生活をする上で必要なものですが、それを追求する過程で、もっと重要なものを犠牲にしてはならないのです。生きていく上で、本当に大切なことに価値を置き、それらを大切にすることが重要だと言えます。
人生は一度きりです。
この書籍を参考に、後悔のない人生を送りたいものです。
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