世界には投資できる環境にない人達がたくさんいる。
今の日本は希望が無いという意見が多いが、下り坂にいるという点では、確かにその通りかもしれません。ただし、今でも他の国々よりも良い面がたくさんあります。
自然が綺麗。人々がまじめ。犯罪が他国に比べ、極端に少ない。社会保障も充実していて、飢え死にする可能性はとても低い。そして紛争もなく平和である。
さらには投資環境が劇的に改善され、簡単にインターネットで株式の取引ができる。しかも誰でも簡単にパフォーマンスを叩き出せる、インデックス商品を少額から購入できる。
節約しつつ貯蓄をし、投資をしっかりしていけば、将来お金に困る確率は極端に低くなり、その勉強をする環境が整っています。
以上を見ていくと、他の国々と比較しても、そこまで恵まれていない環境ではないのではないか、と最近思うようになりました。
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恵まれていない国々に生まれた人たちと比較してみる。
世界には、
戦争で今日明日生きられるかわからない人々
子供の頃から労働をせざる負えず、教育の機会すら与えられていない人々
生まれて身分が決定し、どうあがいても底から這い上がれない人。
資源が無く、貧困にあえぐ人々。
食料、医療が充実しておらず、飢えや病気に苦しんでいる人々。
このような人たちは、自らの努力で幸せになるには、我々日本人に比べると、ハードルが非常に高いと思います。日本人は少なくとも、自分の努力次第で豊かになることが出来る環境は整っています。
もしも飢えに苦しむ地域、紛争のある地域などに生まれ育ち、投資できるような環境に無ければ将来裕福になる可能性が非常に低くなるでしょう。
資本主義の国で比較的裕福な日本に生まれた日本人は、自分の努力でどうにかできるチャンスがあり、本当は恵まれているはずなのです。
恵まれた国に生まれた人は、自己投資ができる環境にある。
他人を批判したり、働かない政治家に怒りのエネルギーを振りまく時間があるのであれば、自分が成長できることに時間を使う方がよほど有意義です。
今後は未来に備え、従来よりも投資がより重要になってきます。
若い人たちの教育に、金融教育を入れて、リスクの少ない安定したポートフォリオの考え方などを学んでもらえればよいと思います。
色々な事に投資することで、様々な情報を収集し、ビジネスに対する考え方も深まり、経済が活性化する方向に向かうと思います。
貯蓄して投資する人が増えれば増えるほど、国は豊かになる。
まとめ
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットの率いるバークシャーハサウェイは、世界第7位の時価総額を誇る企業です。彼は投資の天才であるのは疑いようもありませんが、彼自身は成功に見合うほどの才能を持ち合わせていないと思っています。それはたまたま生まれた時代が良くて、たまたま良い国、良い家庭に生まれた結果であり、もしも数世紀前に生まれていたら、発展途上国にうまれていたら、貧困な家庭に生まれていたら。成功の大半は幸運要素が大きかったと思っているようです。
私たちは数ある国々の中から、日本に生まれたことは、非常に幸運だと思います。そこまで悲観的になってはいけません。
日本には他国に比べると成長と投資ができる両方の環境があるのだから。
参考書籍
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