【全米 VS S&P500】バンガード社ETF VTIとVOOとの比較。どちらが良いのか




米国のETFの中でも有名な、【バンガード・トータル・ストック・マーケトETF】通称VTI。これ一本に投資しておけば、米国3800社もの企業に幅広く分散投資できるという非常に優れた代物です。まさにアメリカ全体に投資するといっても過言ではありません。現時点で私は持っていませんが、VTI(全米株式)と、米国投資の王道であるVOO(S&P500)と比較した場合、どちらが良いパフォーマンスを上げるのか調べてました。

 

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構成銘柄について

VTI(全米株式)

投資先は 【3887社】もあり、馬鹿みたいに多いです。上位銘柄30社は以下です。

※投資の森より引用

時価総額が大きい順に投資しているようですね。

上位10社での構成比率は22.6%、30社での構成比率は35.4%となっています。

VOO(S&P500に連動)

S&P500に連動する投資信託、VOOと比較してみます。

※投資の森より引用

VOO(S&P500)の銘柄数が511社ですので、1銘柄当たりの比率は当たり前ですが上がっています。

上位10社が占める比率は30.33%で、上位30社では45.36%になりました。

GAFAM + テスラが上位に入っていますね。

VTIもVOOもどちらも似たような会社が入っていますが、分散数が全然違います。VTIは中小小型株も組み入れらていますが、VOOは大型株がメインです。




パフォーマンス比較

VTI(全米企業)とVOO(S&P500)の成績を比較、確認します。

1.値上がり益

VTI(全米企業)

 

直近1カ月での成績 +3.22%

 

6か月での成績 +7.18%

1年での成績 +25.84%

5年での成績 +105.95%

VOO(S&P500)

直近1カ月での成績 +3.81%

 

6か月での成績 +9.48%

1年での成績 +28.77%

5年での成績 +109.28%

値上がり益は VTI < VOO

1カ月での成績 VTI +3.22%  VOO+3.81%

6カ月での成績 VTI +7.18%  VOO+9.48%

1年での成績 VTI +25.84%  VOO+28.77%

5年での成績 VTI +105.94%  VOO+109.28%

リターンは全ての期間でVOO(S&P500)が若干ではありますが、勝利しています。

値動きは殆ど同じで似た動きをしています。




2.管理コスト

VTI   0.03%

VOO 0.03%

どちらも同じ手数料でした。

管理コストは引き分け

 

3.配当金

VTI  直近配当額 ( 12/27/2021) 0.8592 直近配当利回り(税込) 1.42%

VOO 直近配当額 ( 12/21/2021) 1.5329 直近配当利回り(税込)1.40%

配当利回りはVTIが勝利

配当金は0.02%の差です。誤差みたいなものです。ほとんど同じと考えてよいのではないでしょうか。

 

4.時価総額

VOO 2790億ドル(32.1兆円 運用期間 11.3年)

VTI 2980億ドル(34.2兆円 運用期間 20.5年)

VTIが勝利も、運用期間が倍くらいあります。

このペースで推移していくと、VOOがいずれVTIを抜き去るでしょう。

将来性で行けば、VOOが抜くと思います。

現時点ではVTI、将来はVOO



まとめ

価格はVOO, 管理コスト、配当は殆ど差がない、時価総額はVOOが直近で抜くことを考えますと、VOOの勝利と考えていいと思います。

ではVTIのメリットとは何なのでしょうか。

分散数の違いです。

3880社と510社

分散が多い方がリスクは減るといいますが、中小小型株を入れたVTIの方がリスクが本当に少ないのかは疑問です。むしろ小型株などは倒産リスクが高いような気もします。ショック級の暴落が起きたときは、値動きがどうなるのでしょうか。

コロナショックの時の下落率を見てみます。

2020年2月14日 → 2020年3月20日の値動きを見てみます。

VTI 170.17$ → 115.19$

ー32.3%

VOO 310.28$ → 210.74$

ー32.1%

暴落時も値動きはほとんど同じです。若干ではありますが、VTIの方が大きい下落率でした。

以上の結果から、上昇相場も下落相場も若干ではありますが、VOOに軍配が上がっています。

 

どちらも優秀だが、結果だけを見るとVOO

と思われます。

過去の実績のみから言えることは、VOOを買うほうが若干ですが良いということになります。

二つとも値動きには強い相関関係があります。

違う値動きをする資産であれば、リスクヘッジになりますが、この2銘柄を二つに分けて買う意味はあまりないかもしれません。

投資はあくまで自己責任ですが。




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