ウォーレン・バフェット投資の師 ベンジャミン・グレアム~価値よりも安く買う~

ウォーレン・バフェットの師 ベンジャミン・グレアム

 

投資の神様、ウォーレン・バフェット。若かりし頃の彼に多大な影響を与えた人物が3名います。その人物から何を学んだのか?

彼に多大なる影響を与えた一人が、バフェットの師ともいえるベンジャミン・グレアムです。

恩師 ベンジャミン・グレアムとの出会い。

バフェットは子供の頃から投資をしており、その才能の片鱗を見せていました。1950年に大学を卒業したバフェットは、投資を本格的に始めることにし、投資関連の出版物の購読をしていました。様々な本を読んでいましたが、ある日図書館でベンジャミン・グレアムの「賢明なる投資家」との運命的な出会いがありました。この本に大きな影響を受けたバフェットは、当時コロンビア大学大学院の講師、グレアムに教えを乞うためにニューヨークに行きます。グレアムのクラスには20人程度おり、すでにウォールストリートで働いている人もいました。

バフェットは読者としてグレアムに興味を持って彼の学生となり、彼の会社で働いたあと、バフェットの協力者となり、最後は同志になった。バフェットに投資のイロハを教えたのがベンジャミン・グレアムだったのです。




グレアム直伝のバリュー投資理論を習得

価値よりも安く買う

ベンジャミン・グレアムは「バリュー投資の父」と言われています。投資と投機を線引し、投資を定義した人物でもあります。

バフェットはグレアムのバリュー投資手法を学んだことにより、多大なるリターンを長期間に渡り得ることができました。

 

1.グレアムの投資の定義

投資とは、①徹底的に分析し、②元本の安全性と十分なリターン(利回り)を確認する作業だ。この要件を充たせないものは投機だ。」と彼は言います。

ベンジャミン・グレアムは投機を嫌い、投資をします。当時は投機と投資の定義が曖昧でしたので、まずは投資の定義を決めました。以下の「投資にあてはまるもの」を、買うこととしています。

 

①徹底的に分析

「確立された原則適切な論理に基づいて、手元にある事実を慎重に検討し、結論を導きだそうとすること」をいい、分析を3つのステップ(記述 批評 選別)に分解します。

記述

事実を全て収集し、意味のある形で提示する。

批評

事実は適切に表現されているかどうか、正当性を確認する。

選別(判定)

分析している証券が魅力のあるものかを判定することが分析者に求められる。

以上、3つの段階に分けて、分析してみましょう。これを、「徹底的に分析する」と定義しています。

 

②元本の安全性と十分なリターン(利回り)を確認する作業

元本の安全性の確認

安全と言われる債権も、返済不能になる異常事態は絶対にないとは言えないしたがって、絶対確実でなくてもよいが、通常考えられる範囲で損失を被らなければ、安全であると考える。

満足できるリターン(利回り)の確認

利回りに絶対値はない。財務分析を徹底的に行うこと。安心できる内容であれば良い。

元本の安全性に妥協せず、まともな銘柄選択をすれば、投機ではなく、投資と呼べる。この条件を満たさなければ、投資と言えないので、投資をしない。




2.安全なマージンを見つける。

投機と投資が曖昧になる状況がある。それは市場、人々が楽観的になり、どんな価格でも言い値で株式を買う時、いわゆるバブルのときです。1929年、過去最大の暴落である世界大恐慌が起きました。この大暴落がおきる前の状況がバブルでした。

そうした危険な買い方に対抗するために、「安全なマージン」という銘柄選択法を提唱しました。いまでいう、バリュー投資です。2つの手法、条件があります。

①市場全体が低調なとき(全体が弱気の時)に買う

②市場全体が低調でなくても、ある株式が本質的価値よりも、安い価格で取引されている時に買う

どちらの場合も安全なマージンがあります。

グレアムは②を推奨しています。①は市場を把握しなければなりませんが、楽観的なのか、低調なのか、正確に測りかねるからです。本質的価値より、安い価格の銘柄を探すことが、もっとも効率的であると考えています。本質的価値の計算方法は難しいですが、グレアムの説明によると

本質的価値とは、「事実によって決まる価値」といいます。

事実とは 企業の資産・利益・配当・将来性が基準になります。

最も重要なのは、将来性です。この将来性は、数字化するのが難しい。正確に計算はできません。正確でなくだいたいでもいいので、掴むことが大事です。将来性以外は、数字化ができます。

まずは会社の純資産を調べましょう。固定資産、配当、過去~現在の収益性です。上場企業の数値は、全て決算書に書かれています。決算書の見方は、オススメ本をリンクしておきます。

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3.グレアムの2つのガイドラインに沿って、株式を買う

ガイドライン1

まずは1つ目のガイドラインです。純資産がわかりましたら、ルールは2つ

①純資産価値の3分の2以下の価格で株式を買う。

②PER(株価収益率)の低い株式を買う。

ただし、彼いう純資産価値には機械設備などの資産価値は評価せず、含めません。長期・短期負債も差し引き、流動資産(1年以内に現金化できる資産)のみで評価しています。これが1株あたりの資産価値>株価であれば、株を買う価値があるということです。純資産を発行株式数で割ると、一株あたりの資産価値がわかります。ようするにBPSでしょうか。

BPS 一株当たり純資産(円) = 純資産 ÷ 発行済株式総数

しかし、このようなお買い得、割安株など滅多にないので、なかなか買うことができません。そこで、2つ目のガイドラインを紹介しています。

ガイドライン2

PER(株価収益率)の低い株式で、価格の下がってきたものを買う。ただし、最低条件として

純資産価値>負債であること。資産以上に負債を負っていてはいけない。

この2つのガイドラインに共通するのは、市場の評価が低く、株価が価値よりも低い株式、本質的価値を下回る価格で買えということです。

まとめ

今回はウォーレン・バフェットの師匠、ベンジャミン・グレアムのバリュー投資手法を紹介しました。バフェットの投資哲学に非常に大きな影響を与えた人物ですね。やはり高いものを買えば損をし、安いものを買ってリターンを得る。投資家にとって必須事項なのですが、最初に定義し、最適な手法に作り上げたベンジャミン・グレアムは、とても偉大な投資家でした。過去に本質的価値についてまとめてありますので、参考までにリンクします。。

バリュー投資の方がグロース投資よりリスクが小さい。資産の本質的価値を把握すること。

 

 

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