QYLDとXYLD。超高配当株として有名な商品です。
前回はQYLDの衝動買いについて書きましたが、XYLDも少し買っています。こちらはS&P500に連動する超高配当株の一つですが、あまり話題にならず、いまいち人気がない気がします。XYLDとQYLDの利益について考えてみました。
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XYLDとは
S&P500への投資+コールオプションを売却
S&P500への投資であり、コールオプション(一定の価格買う権利)を売却し、オプション料を配当(分配金)としてもらうETFになります。これをカバードコール戦略というそうです。値上がり益を得るよりも、分配金を重視した商品設計になっています。
コールオプションとかやったことがある人は理解できるのでしょうが、今までそのような取引をしたことが無い人にはわかりにくいです。実際私もコールオプションはやったことが無いので、よくわかっていません。
最も目を引くのは配当利回りが9%にもなっており、超高配当の銘柄です。
QYLDがNASDAQ100への投資なら、XYLDはS&Pへの投資であり、内容はQYLDと同じですね。
ただ、配当利回りがQYLDが11.6%、XYLDは9%であり、QYLDより配当金は多少見劣りします。
組み入れ上位銘柄
名称 | 数量 | 値 | ファンドの割合 |
AAPL:US | 321.50 千 | 55.03 百万 | 6.81 |
アップル | |||
MSFT:US | 153.89 千 | 51.54 百万 | 6.38 |
マイクロソフト | |||
AMZN:US | 8.97 千 | 31.61 百万 | 3.91 |
アマゾン・ドット・コム | |||
GOOGL:US | 6.18 千 | 18.21 百万 | 2.25 |
アルファベット | |||
TSLA:US | 16.56 千 | 17.42 百万 | 2.16 |
テスラ | |||
GOOG:US | 5.82 千 | 17.22 百万 | 2.13 |
アルファベット | |||
NVDA:US | 51.02 千 | 16.54 百万 | 2.05 |
エヌビディア | |||
FB:US | 48.73 千 | 15.73 百万 | 1.95 |
メタ・プラットフォームズ | |||
BRK/B:US | 37.96 千 | 10.82 百万 | 1.34 |
バークシャー・ハサウェイ | |||
JPM:US | 61.09 千 | 9.93 百万 | 1.23 |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー |
組み入れ銘柄は、S&P500と同じ構成になっていますね。
経費率
XYLDの経費率は0.6%です。QYLDと全く同じですね。
S&P500指数に連動するETF銘柄であるVOOの経費率は0.03%なので、比較してしまうと非常に割高に感じます。
値上がり益と配当を加味した場合の比較
過去一年間の実績から、利益を考える。
XYLDとVOO(S&P500に連動するETF)の1年間実績での比較。
①XYLD:8.73%上昇。配当利回りは9%
②VOO:28.05%上昇。配当利回りは1.2%
100万円買っていたとして、単純に考えると
XYLDの値上がり益は8万7300円 配当は9万円 合計で17.7万円
VOOの値上がり益は28万5000円 配当は1.2万円 合計で29.7万円
S&P500では、上昇相場では普通にVOOを買っていた方が利益が出ていることになりますね。
つぎに、QYLDについてもQQQ(NASDAQ100指数に連動するETF)と比較したいと思います。
QYLDとQQQ(NASDAQ100に連動するETF)の1年間実績での比較
①QYLD:0.93%上昇 配当利回り11.6%
②QQQ:32.62%上昇 配当利回り0.44%
100万円買っていたとして、単純に考えると
QYLDの値上がり益は9,300円 配当は11万6000円 合計で 12.5万円
QQQの値上がり益は32万6,000円 配当は 4400円 合計で33万円
正確な数値ではなくかなりザックリに計算してみたのですが、上昇相場では圧倒的にQQQの方が、利益がありそうですね。
配当金が欲しいという人以外は、VOO,QQQを買っておいた方が利益という面ではよさそうですね。
先週の購入金額
下落相場で結構買ってしまいました。
ドルの配当金が欲しいのでマネーマシンとして保有しつづけ、買い増ししていく予定です。
予想配当金
現在14株で83,000円買いました。
配当利回り9%とした場合に配当金を計算しますと、税引き後で年間で5,358円もらえることになります。
QYLDとXYLDで年間配当10万円を、まずは目標としたいです。
まとめ
この商品は値上がり益を放棄しているので、上昇相場ではVOOの値上がり益と比較すると最終的な利益は低くなります。ただ、下落相場になった場合はVOOよりも下落率が低くなるそうです。危機時にはVOOよりもボラティリティが小さく、安全という見方もできます。これはQYLDも同じで、下落相場にはQQQよりも強いという特徴があります。
利益重視であれば、確実にVOOに軍配が上がりますが、配当金を毎月大きな金額で手に入れられるのがとても魅力的です。キャッシュフローが改善して手持ちの投資資金が増えれば、その時々の選択肢の幅が増えます。
今後は上昇相場では積極的な買い増しは行わず、下落相場に合わせて買い増しできるといいと思います。配当金の大きいQYLDの方が魅力的ですが、QYLDとXYLD,二つとも買っていこうと思います。
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