結局、最大の利益を得るのは信念を持ち、握力を鍛えている投資家たちだと思う。
投資で儲かってますか?今の相場で市場にいる人は「儲かっている」と答えているひとが多いでしょう。上昇相場でまともな資産を持っていれば、当たり前の話です。
だけど投資で損するのはなぜか?
もっとも多い理由が、「保有資産の価値が目減りしていくのに耐えられず、途中で売却する」ことになるとおもいます。
では、なぜそのような事になるのでしょうか。
資産を途中で手放す理由
過去のデータでは、長期的に右肩上がりで時間を味方につけたものが勝利する。
この原則は長期投資であれば通用しますが、短期的に見て暴落の損失に耐えらえない、損失回避の法則の通り、手放す心理が働くからです。
心理的ダメージを減らし、握力を増す対策
なので、これらのダメージを最も減らすには
①長期投資を思い出す。
過去データからは株式は長期的には右肩上がりに上がるうえ、年利は各資産の中でもトップクラスなので、数十年単位で投資する。
②インデックス投資の比率を高める。
個別株は業績の影響を大きく受けるので、変動が大きくリスクが高いので、インデックス投資にする。インデックス投資であれば、精神的ダメージが減少し、そう簡単に手放さない。
③無駄な税金や手数料が発生する。
途中で売却すると、税金や手数料が掛かるので頻繁に売り買いしない。
短期取引で儲かるのは国と証券会社であなたではない。
これら三つの大原則を肝に銘じて、パニック時に思い返せるのなら、そう簡単に売らないはずです。
定期的に握力を鍛える
これら大原則を教えてもらったのは、以下の名著です。
これらの本は一度買って、一読するだけではこの原則を忘れてしまいます。
なので定期的に読んで思い出してもらう事をお勧めします。
そのことによって、メンタルが改善し、資産を簡単に手放さい握力を得ることが出来ると思います。
ただ、ダメな資産(年々価値が下がるのが目に見えている銘柄)を持ち続けることが正解ではなく、この原則はインデックスで市場平均に掛けた場合に有効ですので、そこはご注意ください。
以下が投資家の握力を鍛えることが出来る書籍一覧です。
ウォール街のランダムウォーカー 株式投資の不滅の真理 バートン・マルキール(著)
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ(著)
長期投資家の皆様は、市場が乱高下してもこれら名著で重要な原則を思い出し、鍛えた握力で、波乱な株式市場を乗り越えていきましょう。
コメントを残す