老後資金は貯めた方が良いが、ほぼ使わずに死ぬ人が多い理由

老後資金を使わずに死ぬ人が多すぎる理由。

今回は「人はなぜ、老後資金を貯め込んで、そして使わずに死んでいくのか」ということがテーマです。

「人生が豊かになりすぎる究極のルール、ゼロで死ね!」という書籍によると、金をためたまま死んでいく人が非常に多いという事が書かれています。

なぜ人は年をとると金を使わなくなるのか。

その理由を下記にまとめてみました。

老後資金を貯めたまま人生終わる人の特徴

  1. 過剰な節約や貯蓄の習慣:生涯を通じて節約や貯蓄が習慣化してしまい、老後もその習慣が変わらない場合があります。結果として、必要以上にお金を使わず、生涯を終えることがあります。
  2. 未来への不安: 病気や介護など、老後にかかる費用に対する不安から、手をつけずにおくことが多いです。この不安が原因で、実際には使用することなく多額の貯蓄を残してしまうことがあります。
  3. 消費への抵抗感: 節約や貯蓄を長年続けてきた人にとって、お金を使うこと自体に罪悪感を感じることがあります。そのため、自分のためにお金を使うことに躊躇し、結果として使わずに終えることがあります。
  4. 遺産を残したいという願望: 子供や孫への遺産として、貯蓄を残したいという考えも一因です。この思いが強い場合、自分のためではなく、次世代のために貯蓄を温存しようとする傾向があります。

これらに加えて老後は若い時に比べて行動力が減少するので使える金も減少するにもかかわらず、漠然とした未来への不安や、子や孫に遺産を残してあげたいという欲求から多くの人は、70歳以上になっても必要以上に貯蓄しすぎる傾向があるようです。お金は使わずため込まなくてはいけない。この考え方に支配されると、貯蓄だけして死んでいく、黄金パターンにはまり込みます。

金を過剰にため込んで終わらない、有意義なお金の使い方。

老後資金を使わずに死んでしまうことを防ぐために、上記の項目に対して以下のような対応ができます。

  1. 人生を楽しもう: 節約や貯蓄は大切ですが、人生を楽しむための支出も重要です。自分自身のため、また家族のためにも、適度な消費を心がける。老後の生活を想像して、どのようなことにお金を使いたいかをリストアップし、それに向けて計画的に資金を使うことを考えてみましょう。お金は使ってナンボですよね。
  2. 必要な資金を計算しよう: 不安を感じるのは自然なことですが、現実的な計画を立てることで不安を軽減できます。老後の生活費や医療費、介護費用などについて情報を集め、必要な資金を見積もりましょう。その見積もりが出来たら、それ以上のお金はため込む必要はないみたいです。
  3. 幸せなお金の使い方を考えよう: お金を使うことに対する罪悪感を克服するためには、自分が価値を感じることにお金を使うことが大切です。趣味や旅行、家族との時間など、自分の幸福につながる支出は積極的に行いましょう。また、お金を使うことが自分だけでなく、周りの人をも幸せにすることを意識すると良いでしょう。
  4. 生きている間に大切な人にお金を使おう: 遺産を残すことも大切ですが、生きている間に子供や孫と共に時間を過ごし、経験を共有することも重要です。死んでから渡すよりも、自分が生きている間に使ってあげたり、遺産相続した上げた方が、お金も有意義につかえるのではないでしょうか。

まとめ

これらの対応策は、より豊かな老後を送るための基本です。自分に合った計画を立て、実行に移していくことが重要です。何事も必要なお金を見積もって、必要なお金は貯蓄し、それ以上のお金は人生を楽しむ為に使ったり、大切な人や子や孫に使ってあげたり相続したり、寄付したりしてあげれば良いと思います。

また、「老後のために現役時代に貯蓄する。」と言っていた人も、退職しても貯蓄するようです。

そして人は年をとると、お金を使う欲求が減少し、お金を使わなくなります。私の知ってる人も、お金を貯金することが好きな人がいましたが、結局使わずに亡くなっていきました。

お金は「生きているうち」に大事な人たちのために使えば、感謝され、幸福な人生につながっていきます。不必要にお金をため込んで、人生の楽しみを我慢するのはやめ、使うべき時には思い切って使えるようにすべきなのかもしれません。

今回の記事の参考にした書籍は以下です。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール ビル・パーキンス

 

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